休学
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休学(きゅうがく)は、学校に在籍する児童・生徒が、病気その他の理由により、校長の許可をうけて、ある期間授業を受けない状態である。
なお日本の場合は、学校教育法に基づかない学校でも休学の実例はある(競馬学校など)。
義務教育諸学校における休学
義務教育諸学校(小学校、中学校、中等教育学校の前期課程、特別支援学校の小学部・中学部)では、比較的短期のものは、保護者が診断書等をそえて校長に届け出るだけでよいが、相当長期にわたり、その学年の課程の修了を認めることができない程度にまでいたるようなら、就学義務の猶予又は免除の手続をとる必要がある(昭和25年8月28日 文部省初等中等教育局長回答)。
高等学校における休学
高等学校において休学する場合は、校長の許可を受ける必要がある。なお、休学が相当長期間(1年間の総出席日数の5分の1~3分の1を越える期間)に及ぶ場合は、進級に必要な出席日数が不足し、場合によっては留年することもある。
大学における休学
大学における休学は、学長(又は委任を受けた学部長)の許可が必要である。
一般的に学期単位での休学となる。休学すると、その学期の授業料が半額程度まで減額、もしくは全額免除となる(この場合、別に在籍料を徴収される場合もある)が、在籍期間としてはカウントされない。従って、休学した年月分、余計に卒業年月が延びることになる。また、休学期間は最長4年までとされており、それを超過すると除籍となる。