伊賀八幡宮
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さざれ石
伊賀八幡宮(いがはちまんぐう)は、愛知県岡崎市にある神社である。祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、東照大権現。
歴史
文明2年(1470年)松平氏4代親忠が松平氏の氏神として創建した。天下人となった徳川家康により社殿の改築が行われた。更に三代将軍家光が社殿を拡張し、祖父家康(東照大権現)を祭神に加えた。江戸時代を通じ、家康の命日である4月17日に将軍の名代として岡崎藩主が代参することが慣習となった。
境内
- 本殿
- 慶長年間に徳川家康によって造営された。国の重要文化財である。
- 随身門
- 神域を守る随神様を門の両側に祀っている。同じく国の重要文化財である。
- 石橋
- 同じく国の重要文化財だが、現在は渡ることはできない。
文化財
- 重要文化財
- 本殿、幣殿、拝殿 附宮殿1基、棟札4枚
- 透塀
- 御供所
- 随身門
- 神橋
- 鳥居
- 岡崎市指定文化財
主な祭礼
- 月次祭(毎月1・15日)
- 武者的神事(大寒の日)
- 檜の的板に矢を射放ち、的板の割れ具合によって一年の豊凶を占う。
- 節分厄除祭(立春前日)
- 祈年祭(2月17日)
- 東照宮祭(4月17日)
- 茅の輪神事(6月晦日)
- 例大祭(10月第1土・日曜日)
- 新嘗祭(勤労感謝の日)