伊豆七島

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伊豆七島(いずしちとう)は、東京都島嶼部伊豆諸島に対する呼称の一つ。

概要

江戸時代、伊豆諸島の主な有人島が、伊豆大島利島新島神津島三宅島御蔵島八丈島の7島であったことに由来する呼称である。

実際には、伊豆諸島には上記の7島の他に、青ヶ島、明治以降定住が進んだ式根島の2つの有人島がある。さらに、昭和40年代に無人島となった八丈小島、一時期定住者が存在した鵜渡根島鳥島等もかつては有人島であったし、他に無人島もある。

この呼称は7島以外の島民にとっては差別的なものであり[1]、特に青ヶ島村は機会あるごとに各団体に名称変更を陳情してきた。これに関連し、東京都外郭団体「伊豆七島観光連盟」は「東京諸島観光連盟」に改名された。しかし東海汽船を初めとする各旅行会社のパンフレット等には今なおこの呼称が使われている。

脚注

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関連項目

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  1. 菅田正昭伊豆七島と伊豆諸島