伊勢鎌倉駅
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テンプレート:駅情報 伊勢鎌倉駅(いせかまくらえき)は、三重県津市美杉町八知にある、東海旅客鉄道(JR東海)名松線の駅である。
2009年10月8日、台風18号の風水害で名松線全線が全面運休となった。松阪 - 家城間は同月15日に復旧したものの、JR東海は同月29日、当駅を含む家城 - 伊勢奥津間については復旧が困難として、当分の間、代行バスを運行すると発表した。列車運行再開の時期は未定である。なお、運賃は従来の鉄道輸送による金額が適用される。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路の北側にホームが配置されている。
松阪駅管理の無人駅であり、ホームに待合所があるだけである。待合所は1998年頃に新築されたもの。以前は木造の待合所で、比津駅に2007年まで存在した待合所に似たものであった。
利用状況
「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。なお、2009年度以降は、2009年10月より行なわれているバス代行輸送分を含んでいる。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 19 |
1999年 | 17 |
2000年 | 15 |
2001年 | 13 |
2002年 | 10 |
2003年 | 10 |
2004年 | 10 |
2005年 | 9 |
2006年 | 9 |
2007年 | 8 |
2008年 | 9 |
2009年 | 8 |
2010年 | 8 |
2011年 | 6 |
2012年 | 8 |
駅周辺
このあたりの山々には美杉地区名産の美杉杉が一面生えている。当駅の主な利用者が住む集落は、徒歩10分ほど伊勢八知寄りに離れている。
歴史
- 1935年(昭和10年)12月5日 - 国鉄の駅として、名松線家城-伊勢奥津間の開通時に開業。旅客営業のみ。
- 1947年(昭和22年)10月1日 - 旅客の制限を廃止。同時に荷物の取扱いを開始。
- 1951年(昭和26年)12月15日 - 荷物の取扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東海へ移管。
- 2009年(平成21年)10月8日 - 台風18号により、名松線全面運休。
- 2009年(平成21年)10月15日 - 家城 - 伊勢奥津間バス代行により列車運行休止。