伊勢二見鳥羽有料道路

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テンプレート:Infobox road 伊勢二見鳥羽有料道路(いせふたみとばゆうりょうどうろ)は、三重県伊勢市朝熊町および伊勢市二見町江から伊勢市楠部町に至る一般有料道路である。三重県道路公社が管轄。自動車専用道路ではないが自動車専用道路と同等の通行規制がなされている。道路標識等には「伊勢二見鳥羽ライン(いせふたみとばライン)」と表記されている。

三重県道37号鳥羽松阪線伊勢IC - 二見JCT間)や国道42号(二見JCT - 二見浦出入口間)の一部であり、松下JCT第二伊勢道路と接続されている。

概要

路線データ

  • 起点 : 三重県伊勢市朝熊町[1](鳥羽市境[1]鳥羽IC[2]
  • 終点 : 三重県伊勢市楠部町[1]伊勢IC[1]
  • 総延長 : 10.4km[1]
    • うち国道42号 区間 : 5.1km[1]
    • うち三重県道37号鳥羽松阪線 区間 : 5.3km[1]
    • うち有料区間 : 3.7km[1]
  • 道路規格 : 第3種第2級

歴史

地域内の道路、特に国道42号の交通渋滞の解消を目的として建設された。総事業費は335億円[3]世界祝祭博覧会(通称:まつり博・三重'94、7月22日から11月6日まで開催)の会場(三重県営サンアリーナ)へのメインアクセス道路であった。

  • 1987年昭和62年) : 着工開始[4]
  • 1994年平成6年)4月17日 : 開通式を挙行し、全線開通[5]
    • まつり博開幕(7月22日)から暫くの間、側道の一般車両通行規制が行われた。これは側道を博覧会会場までの直通バス、タクシーなどの専用道路とすることで、本線が渋滞しても観光客の大量誘導ができる、との三重県公安委員会による見通しからであった。しかし、実際に博覧会が開幕しても、予想した渋滞は発生せず、直通バスなども本線を利用し、側道は殆ど使われなかった。そこで1ヶ月後に見直しを行い、9月上旬に規制を解除した。[6]
  • 2001年(平成13年)4月 : 料金自動収受システムを導入(ETCのことではない)。これにより、朝熊料金所と二見料金所が無人化。
  • 2013年(平成25年)9月14日 : 松下JCTの供用開始に伴い第二伊勢道路と接続[7]

インターチェンジなど

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  • IC番号欄の背景色がである部分については道路が供用済みの区間を示している。また、施設名欄の背景色がである部分は施設が供用されていない、または完成していないことを示す。未開通区間の名称は仮称。
  • (数字)は、他路線の番号。
  • 全て、所在地は三重県伊勢市。
  • 英略字は以下の項目を示す。
    IC : インターチェンジ、JCT : ジャンクション、TB : 本線料金所、TN : トンネル

本線

伊勢ICから朝熊ICまでの道路両側に側道が存在する。

IC
番号
施設名 接続路線名 終点から
の距離
起点から
の距離
備考
伊勢自動車道 伊勢関東名阪道名古屋方面
42 伊勢IC 国道23号 0.0 10.4
- 楠部IC 三重県道37号鳥羽松阪線
- 朝熊IC
- サンアリーナIC(仮設) 毎年12月31日 - 翌年1月4日のみ開設
- 朝熊TB
- 二見JCT 二見浦方面
TN 松下TN
- 松下JCT 第二伊勢道路 本線は第二伊勢道路と直結
- (名称不明) 伊勢方面入口・現在は廃止済み
- 鳥羽IC[2] 国道42号 10.4 0.0

二見浦方面

IC
番号
施設名 接続路線名 起点から
の距離
終点から
の距離
備考
- 二見JCT 本線 0.0
- 二見TB
- 三津交差点
TN 二見浦TN
- 茶屋交差点 国道42号 0.0

路線状況

利用状況

交通量は、開通年の1994年(平成6年)に最高となる250万台を記録し[3] 、以降は平均160万台で推移している[8]

交通量[9]
地点 平日12時間 平日24時間
2005年度2010年度 2005年度2010年度
伊勢市朝熊町 1,942台⇒2,860台 2,486台⇒3,632台
伊勢市二見町三津 1,942台⇒ 687台 2,486台⇒ 872台

通行料金

  • 伊勢IC - 朝熊IC間、二見JCT - 茶屋交差点間は暫定無料
  • 有料区間は、ETCやクレジットカードは使用不可で、二見料金所で現金を投入する形となっている。
  • 料金の徴収期間は、1994年(平成6年)4月17日から30年間としている[10]
有料区間の料金表
軽自動車等普通車中型車大型車特大車
朝熊IC - 鳥羽IC200円200円200円300円600円
二見JCT - 鳥羽IC100円100円100円150円300円
朝熊IC - 二見JCT100円100円100円150円300円

脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

参考文献

  • 伊勢市 編『伊勢市史 第5巻 現代編』伊勢市、平成24年3月31日、1019p.

関連項目

外部リンク

テンプレート:伊勢二見鳥羽有料道路

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  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 三重県道路公社"道路の概要"(2013年2月10日閲覧。)
  2. 2.0 2.1 テンプレート:PDFlink
  3. 3.0 3.1 伊勢市 編(2012):902ページ
  4. 1994年4月18日付 朝日新聞 名古屋朝刊の記事より
  5. 1994年4月18日付 中日新聞 朝刊および朝日新聞 名古屋朝刊の記事より
  6. 1994年9月14日付 中日新聞 朝刊 三重版の記事より
  7. 一般国道167号(第二伊勢道路)の供用開始日が決まりました(三重県志摩建設事務所2013年6月19日発表、同年8月5日閲覧)
  8. 伊勢市 編(2012):903ページ
  9. 国土交通省"平成22年度道路交通センサス 一般交通量調査 箇所別基本表"(2013年2月10日閲覧。)
  10. 平成6年4月15日 三重県公報 第542号 p6-7 おしらせ