伊丹市昆虫館
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テンプレート:博物館 伊丹市昆虫館(いたみしこんちゅうかん)は、兵庫県伊丹市の昆陽池公園敷地内にある日本の昆虫館。1990年(平成2年)11月10日開館。
概要
1990年に伊丹市の市制50周年を記念して開館した。当初は財団法人伊丹公園緑化協会が施設の管理を行っていたが、合理化のため2013年(平成25年)3月末に協会を解散し現在は伊丹市文化振興財団が事業を引き継いでいる。
後援会組織として「伊丹市昆虫館友の会」が結成されている[1]。兵庫県阪神北県民局管内の市町(伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・川辺郡猪名川町)に居住する未就学児と小・中学生を対象に発行される「クローバーカード」を提示した場合は入館無料[2]。
2011年(平成23年)には、東日本大震災により破損した岩手県の陸前高田市立博物館が所蔵する昆虫標本の修復作業を実施した[3]。
館内
- 1階
- チョウ温室
- 生態展示室
- 第1展示室
- 映像ホール
- 特別展示室
- 飼育室 ※関係者以外立入禁止
- 2階
- 学習室
- 第2展示室
- 収蔵スペース ※関係者以外立入禁止
チョウ温室
ドーム状のチョウ温室では伊丹市に生息するものと沖縄県原産の合計14種・約1000匹のチョウが飼育されている[4]。
関連書籍
以下の書籍を監修している。
- 槐真史・編、伊丹市昆虫館・監修『ポケット図鑑 日本の昆虫1400』(文一総合出版、2013年4月15日発行)
- チョウ・バッタ・セミ ISBN 978-4-8299-8302-7
- トンボ・コウチュウ・ハチ ISBN 978-4-8299-8303-4
脚注
- ↑ 伊丹市昆虫館友の会
- ↑ クローバーカードとひょうごっ子ココロンカード(伊丹市)
- ↑ 伊丹市昆虫館における陸前高田市立博物館被災昆虫標本の修復作業について
- ↑ 坂本昇「まちへ出ておこなった地域連携、施設連携の事業 〜鳴く虫と郷町〜」(全国科学博物館協議会『全科協ニュース』17号)
関連項目
- 兵庫県立人と自然の博物館
- 箕面公園昆虫館 - 近隣施設。事業主体は大阪府。