代官山町
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代官山町(だいかんやまちょう)は、東京都渋谷区の町名。丁目の設定はない。2010年7月31日現在の人口は1,764人[1]。郵便番号150-0034。
地理
渋谷区南西部に位置する。北で渋谷、東から南にかけて恵比寿西、西で猿楽町と隣接する。住宅地のほか、ブティック、洋菓子店、レストラン、カフェなどの商業施設も多く見られる。東急東横線の代官山駅があり、代官山駅北側には1996年(平成8年)まで、全部で36棟の同潤会代官山アパートメントがあった。これらは再開発によって取り壊され、2000年(平成12年)に複合施設「代官山アドレス」として開業したが、同施設にあるタワーマンション、「代官山アドレス ザ・タワー」は付近唯一の超高層建築としてランドマークとなっている。 このエリアが現在のような瀟洒な雰囲気の街並へと変貌し始めたのは1980年代後半より起こったバブル景気の末期からでそれ以前は独特のやや鄙びた街並であった。同潤会代官山アパート跡地の開発が終了した2000年以降は原宿・表参道エリアに次ぐ高感度なファッションタウンとして広く認知され、その地位を不動の物にした。
汎称地名
一般的には「代官山町」の町域を含めて駅周辺から八幡通り、旧山手通りにかけての地域全体が「代官山(だいかんやま)」として汎称される。周辺の恵比寿西1・2丁目、恵比寿南3丁目、猿楽町、鉢山町、南平台町、桜丘町、鶯谷町と目黒区大橋1丁目、青葉台1・2・3丁目、上目黒1丁目、中目黒1丁目までという渋谷駅・中目黒駅・恵比寿駅・池尻大橋駅を結んだ線の概ね内側すべてを「代官山エリア」とした場合、地域の居住人口は約25,000人となる[2]。汎称地名としての「代官山」は住みたい街のアンケートなどでもしばしば上位にランクインする人気地域となっている。代官山の大部分は閑静な住宅街テンプレート:要検証であり、マンション、オフィスビル、飲食店、ブティックなども目立つ。旧山手通りと駒沢通りの交差点付近は、鎗ヶ崎(やりがさき)と呼ばれ、交差点名にもなっている。
歴史
江戸時代に小名として「代官山」という地名が登場している。代官の屋敷があったからという説や、代官が管理する山林があったからとする説があるが、由来を示す資料は残っていない[3]。
関東大震災後の住宅欠乏を緩和するために同潤会が発足し、代官山アパート(旧称・渋谷アパート)が建った昭和初期は辺り一面雑木林で、闇夜に梟が鳴くような寂しく鄙びた(ひなびた)地域であった。
1970年(昭和45年)に住居表示が実施され、金王八幡宮を由来とする八幡通が代官山町、猿楽町に分合されている。
交通
- 鉄道
- 路線バス
施設
- リビア国事務所 - 旧称リビア人民局。リビアではアラブ圏以外の国に置く大使館を人民局としていた。
- 渋谷区代官山複合施設
- 代官山ティーンズ・クリエイティブ
- 渋谷区立代官山保育園
- 渋谷区子育て支援センター
- 日本キリスト教団代官山教会
脚注
外部リンク
テンプレート:東京23区の地域- ↑ 、住民基本台帳による。渋谷区調べ
- ↑ 代官山ステキ総合研究所/代官山データマップ
- ↑ 渋谷区/地名の由来