京都郡
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京都郡(みやこぐん)は、福岡県東部に位置する郡である。
かつては行橋市域も京都郡に属していた。北九州市・行橋市・築上郡との関係が非常に深い。この地域はかつて豊前国の中心地で、国府跡がみやこ町(旧豊津町)で発見されている。近代に入ってからも筑豊炭田からの石炭の積み出しのために仲哀トンネルや苅田港が設けられた。現在も苅田町を中心に北九州工業地帯の一部を成している。行橋市と京都郡を合わせて京都地域(行橋・京都地域)と呼ばれる。またその京都地域と豊築地域(豊前市と築上郡)を合わせて京築とも呼ぶ。
以下の2町を含む。
名前の由来
景行天皇の時代、熊襲が背いたため征伐すべく、天皇自ら西に下り。筑紫(九州)に入り、豊前国長峡(ながお)県に行宮(かりみや)を設けた。そこから京(みやこ)と呼ばれるようになった。[1][2]
沿革
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正元年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
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苅田村 | 苅田村 | 大正13年8月1日 町制 |
苅田町 | 昭和30年1月1日 苅田町 |
苅田町 | 苅田町 | ||
小波瀬村 | 小波瀬村 | 小波瀬村 | 小波瀬村 | |||||
白川村 | 白川村 | 白川村 | 白川村 | |||||
行橋町 | 行橋町 | 行橋町 | 昭和29年10月10日 行橋市 |
行橋市 | 行橋市 | 行橋市 | ||
延永村 | 延永村 | 延永村 | ||||||
椿市村 | 椿市村 | 椿市村 | ||||||
稗田村 | 稗田村 | 稗田村 | ||||||
仲津郡 今川村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
今川村 | ||||||
仲津郡 泉村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
泉村 | ||||||
仲津郡 今元村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
今元村 | ||||||
仲津郡 仲津村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
仲津村 | ||||||
仲津郡 蓑島村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
蓑島村 | ||||||
仲津郡 祓郷村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
祓郷村 | 祓郷村 | 昭和30年3月1日 行橋市に編入 (草場・袋迫・徳永の一部) | ||||
昭和30年3月1日 豊津町 (呰見・下原・綾野 田中・有久・国作 惣社・徳政・徳永の一部) |
平成18年3月20日 みやこ町 |
みやこ町 | ||||||
仲津郡 豊津村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
昭和18年4月1日 豊津村 |
豊津村 | 昭和30年3月1日 豊津町 | ||||
仲津郡 節丸村 |
明治29年2月26日 京都郡 | |||||||
仲津郡 東犀川村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
明治37年1月1日 犀川村 |
昭和18年2月11日 町制 |
犀川町 | 犀川町 | |||
仲津郡 西犀川村 |
明治29年2月26日 京都郡 | |||||||
仲津郡 南犀川村 |
明治29年2月26日 京都郡 | |||||||
仲津郡 城井村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
城井村 | 城井村 | 昭和31年9月30日 犀川町に編入 | ||||
仲津郡 伊良原村 |
明治29年2月26日 京都郡 |
伊良原村 | 伊良原村 | |||||
諌山村 | 諌山村 | 諌山村 | 諌山村 | 昭和30年3月1日 勝山町 | ||||
黒田村 | 黒田村 | 黒田村 | 黒田村 | |||||
久保村 | 久保村 | 久保村 | 久保村 |