井伊直員

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テンプレート:基礎情報 武士 井伊 直員(いい なおかず)は、越後与板藩の第3代藩主。直勝系井伊家7代。

近江彦根藩の家老・木俣守吉木俣守長の次男)の長男[1]として彦根で生まれる。享保17年(1732年)10月11日、母方の従弟にあたる藩主・直陽が重病に倒れるとその養嗣子となり、3日後に直陽が死去したのにともない襲封した。この時に名を直寛と改め、後に直員と名乗った。3年後の享保20年(1735年)4月5日に江戸で死去し、跡を養嗣子の直存が継いだ。

脚注

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  1. ただし『彦根藩家中貞享異譜』は、宝永6年(1709年)に早世した守吉の家督を相続した従兄弟の守嘉(守長の弟守閑の次男)と直興の娘の長男としている。