五黄土星
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テンプレート:出典の明記 五黄土星 (ごおうどせい)とは、暦、占いに用いられる九星の一つ。 後天定位盤において中央に位置し、九星の中で特別の意味をもつ。他の8つ星を支配する強力な星。同じ土性をもつ二黒土星,八白土星と比べても土気は強い。
その象意を見ても、マイナスイメージの強いものや極端なものがほとんどであるし、方位に関しても五黄が配当される方位は「五黄殺」、その反対側は「暗剣殺」といっていずれも凶方位とされるが、運気は強いとされる。また、五黄の寅年生まれは、五黄の寅といって気が強いと言われる。
日の九星においては、陽遁・陰遁の途中はもちろん、陰遁から陽遁、あるいは陽遁から陰遁に切り替わる時も、原則として9日ごと(8日おき)に五黄の日が来る。ただし九星の閏の転遁時のみ五黄の日の間隔が14日となる。
四 | 九 | 二 |
三 | 五 | 七 |
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八 | 一 | 六 |
属性
象意
大腸、便秘、下痢、流産、
他の星との関係(相性)
五黄土星の(中宮になる)年
西暦年を9で割って6余る年が五黄土星の年となる。このうち※印を付けた年は寅年と重なる「五黄の寅」で、36年周期である。
‥‥ - 1950年※ - 1959年 - 1968年 - 1977年 - 1986年※ - 1995年 - 2004年 -2013年 - 2022年※ - 2031年 - 2040年 - 2049年 - 2058年※ - 2067年 - 2076年 - ‥‥
背景として四柱推命上用神が長生を得る年は事業の新設・勃興によく、またそのような事象が発生するからとされている。 すなわち丙は寅に、庚は巳に、壬は申に、甲は亥に長生を得るからである。