五輪
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五輪(ごりん)
- 仏教で万物を構成するとされる「地・水・火・風・空」( 五大 )のこと。
- 地・水・火・風・空を象って作られた塔(五輪塔)のこと。
- 人間の五体のこと。
- 五輪書 - 宮本武蔵の著した兵法書。五輪、すなわち、地の巻・水の巻・火の巻・風の巻・空の巻の5巻から成る。
- 1914年のIOC設立20周年記念式典においてピエール・ド・クーベルタン男爵によって提唱され、1920年夏季アントワープ五輪から使用され始めた、オリンピック・ムーブメント、すなわち、五大陸(ヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカ、アジア、オセアニア)の、友情・連帯・フェアプレー・相互理解・世界平和を目指す運動を意味する意匠。
- 国際オリンピック委員会(IOC)による、オリンピック競技大会、および、オリンピック旗のシンボルマーク。一般に、「五輪マーク」と呼ばれる。『オリンピック・シンボルの保護に関するナイロビ条約(1981年09月26日締結、1982年09月25日発効)』により、IOCから許可を受けていない一切の商業利用が禁止されるようになった。
- 「東京五輪」、・・・、「ロンドン五輪」、「ソチ五輪」などのように、日本で特に紙媒体において使用されている、「 Olympic Games 」の翻訳語(意訳語)( JOC等による表記「オリンピック競技大会 」は、 "Olympic" のカタカナ表記と Games の直訳語の合成語。「オリンピック」は、その口語的な略語 )。