三重県立四日市南高等学校

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三重県立四日市南高等学校(みえけんりつよっかいちみなみこうとうがっこう)は、三重県の公立高等学校。通称「南高(なんこう)」または「四南(よんなん)」。

概要

三重県四日市市の南部丘陵地の一角、登城ヶ丘に所在。普通科に数理科学コースを設置している。三重国民体育大会で使用した本格的な競技用の50mプール(B級公認)がある。自由な校風として知られる。

1974年三重県立四日市高等学校(四高)との総合選抜制度(学校群制度)開始に伴い、四高と同一水準の生徒が入学、ほぼ互角の実績を残し、三重県北部屈指の進学校として知られるようになった。しかし、1995年、21年間に及んだ総合選抜制度の廃止後は、県北部の学力最上位層が四日市高校に流れる傾向がみられるが、進学実績が近年伸びてきている。現在も文武両道を重んじ、課外講座を豊富に用意してるほか、部活動や学校行事も活発である。例年、入試の志願倍率が高い。

沿革

学科

  • 普通科
  • 普通科数理科学コース

教育方針

  1. 勉学と運動を奨励して、豊かな人間性を備えた心身ともにたくましい生徒を育てる。
  2. 誠実・素直・勤勉の気風を養うと共に開拓者精神を培う。
  3. 人権を尊重し、差別のない明朗な気風を育てる。
  4. 個性を生かし、一芸一能を重んじ、才能の開発と発展につとめる。
  5. 品性を磨き国民性・社会性を身につけさせる。

校歌

  • 校歌は谷川俊太郎作詞・武満徹作曲である。
  • 歌詞の内容は、この地球上で生活する人類を代表するような卒業生を輩出できる学校であることを表明できる内容である。
  • 音楽部員の校歌の歌声で朝の会が始まる。

交通

学生生活

2003年度から教員・生徒の意向を取り入れ制服がブレザーに変わった(なお、旧制服は映画「いずれの森か青き海(監督:瀬木直貴)」で使用されている)。部活動は、ワンダーフォーゲル部は2007年度インターハイで優勝、2008年度インターハイで2連覇を果たした。文化部では演劇部が県大会で1位(2001,03,05年)、1991年には音楽部が全国大会出場を果たすなどの記録を残している。

主な出身者

関連項目

外部リンク

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