三菱自動車岡崎硬式野球部

テンプレート:Pathnav テンプレート:社会人野球チーム 三菱自動車岡崎硬式野球部（みつびしじどうしゃおかざきこうしきやきゅうぶ）は、三菱自動車工業を母体とし、愛知県岡崎市に本拠地を置き、日本野球連盟に所属する社会人野球チームである（合宿所・練習グラウンドは愛知県大府市に所在し、グラウンドは三菱重工名古屋と同じ三菱大府グランドである）。

1993年、三菱重工自工名古屋から分離独立する形で創部。同年秋に三菱自動車川崎、京都、水島チームや休部した熊谷組・スリーボンドから選手が移籍し、翌春の18名の新人を合わせ、 1994年から都市対抗予選に参戦した。東海地区の中でもかなり新しいチームであるが、谷佳知らプロ野球選手やアマ日本代表選手を輩出している。

2004年、本社の不祥事に伴いシーズン途中で活動停止。同社岡崎工場の行く末も不透明な中、当時の堀井哲也監督（現JR東日本監督）及び13人の選手が移籍するなどチームの存続が危ぶまれたが、2005年シーズンから活動を再開し、同年は戦力面でのハンデを乗り越えて都市対抗出場を決めた。現在は岡崎工場の業績の回復などもあって、活動水準は以前のレベルに戻っている。

設立・沿革

• 1993年 - 三菱重工自工名古屋（現・三菱重工名古屋）から分離して創部
• 1995年 - 日本選手権初出場（4強）
• 1998年 - 都市対抗野球大会初出場（初戦敗退）
• 2002年オフ - 京都チーム、水島チームの本社支援が打ち切られ、本社唯一の野球チームとなる
• 2004年 - 本社不祥事に伴いシーズン途中から活動自粛
• 2005年 - 活動再開

練習場

• 三菱大府グラウンド

愛知県大府市横根町蓑手107-121

大府グランドでの練習は三菱自動車岡崎は午前中、三菱重工名古屋が午後という場合が多い。

主要大会の出場歴・最高成績

• 都市対抗野球大会：出場9回、準優勝1回（2001年）
• 日本選手権：出場6回、4強1回（1995年）
• JABA東北大会：優勝1回（1996年）
• JABA伊勢大会：優勝1回（2002年）

主な出身プロ野球選手

• 谷佳知外野手（テンプレート:NPBドラフト オリックス・ブルーウェーブドラフト2位→読売ジャイアンツ）
• 山口和男投手（テンプレート:NPBドラフト オリックスドラフト1位）
• 岩下修一投手（1999年 オリックスドラフト4位→北海道日本ハムファイターズ）
• 福川将和捕手（テンプレート:NPBドラフト ヤクルトスワローズドラフト5巡）
• 竹原直隆外野手（テンプレート:NPBドラフト 千葉ロッテマリーンズドラフト4巡）
• 斉藤俊雄捕手（2004年 横浜ベイスターズドラフト10巡）
• 菊地正法投手（テンプレート:NPBドラフト 中日大学生・社会人ドラフト4巡；東邦ガス移籍後の指名）
• 榊原諒投手（テンプレート:NPBドラフト 日本ハムドラフト2位；関西国際大学入学後の指名）
• 森田丈武内野手（2008年 東北楽天ゴールデンイーグルス育成選手ドラフト1位；香川オリーブガイナーズ移籍後の指名）
• 高堀和也投手（2009年 楽天ドラフト4位）

主な在籍選手

• 座喜味大河監督
• 小林崇人内野手
• 宇田川雄一郎投手

かつて在籍していた主な選手・コーチ・監督

• 堀井哲也コーチ・監督（現JR東日本監督）
• 野波尚伸選手（社会人ベストナイン）
• 深谷篤選手（現セントラル・リーグ審判員）
• 元木貴也投手
• 藤井宏海投手（元ロッテ）

関連項目

• 三菱自動車工業
• 三菱重工名古屋硬式野球部
• 九州三菱自動車硬式野球部
• 三菱自動車倉敷オーシャンズ（旧・三菱自動車水島硬式野球部）
• 三菱自動車京都ダイヤフェニックス（旧・三菱自動車京都硬式野球部）
• 三菱ふそう川崎硬式野球部（休部）

外部リンク

• 三菱自動車岡崎硬式野球部