三股駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:駅情報 三股駅(みまたえき)は、宮崎県北諸県郡三股町大字樺山にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である。
『みまたんえき』(方言で「三股の駅」を意味する)の愛称を持つ。
駅構造
無人駅となっている。1914年(大正3年)2月開業時からの古い木造駅舎があったが、駅舎を三股町が購入し、2008年(平成20年)末から2009年(平成21年)春にかけて徹底的に改築された。これにより日豊本線では南日向駅に続く2番目の自治体経営の駅となった。町運営のコミュニティバス『くいまーる』の事務所と、介護予防教室や健診も開催する多目的室が設置され、更に改築前にはなかった監視カメラと冷暖房が常備された。
利用状況
- 2011年度の1日平均乗車人員は234人である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2002 | 226 |
2003 | |
2004 | 247 |
2005 | 232 |
2006 | 223 |
2007 | 232 |
2008 | 71 |
2009 | 256 |
2010 | 237 |
2011 | 234 |
駅周辺
- 三股町産業会館
- 三股町役場
- 三股町立三股小学校
- 三股郵便局
- 勝岡温泉
歴史
1972年(昭和47年)、都城地区の貨物集約のため貨物取り扱いを開始した。このときに、三股では県外から場所がよくわからないために東都城に駅名を改称したが、貨物廃止に伴い、三股の駅名に戻した。
- 1914年(大正3年)2月11日 - 三股駅(みまたえき)として開業。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 東都城駅(ひがしみやこのじょうえき)に改称。
- 1986年(昭和61年)3月3日 - 三股駅(みまたえき)に14年ぶりに駅名を戻す。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
- 2009年(平成21年)4月4日 - 駅舎の改築が完了。