三留野宿(みどのじゅく)は中山道41番目の宿場(→中山道六十九次)で、現在は長野県木曽郡南木曽町。南木曽駅の北が当時の宿場町の中心だが、1881年(明治15年)の大火で多くの建物が焼失したことに加え、鉄道が開通したため現在の町の賑わいは駅周辺に移っている。
特徴
天保14年(1843年)の『中山道宿村大概帳』によれば、三留野宿の宿内家数は77軒、うち本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠32軒で宿内人口は594人であった。
最寄り駅
史跡・みどころ
- 卯建(うだつ)のある家
- 塗屋造(ぬりやづくり)の家
- 本陣跡:明治天皇行在所記念碑が建つ。
- 等覚寺
妻籠宿までの史跡・みどころ
- 園原先生碑
- SL公園
- ふりそで松:木曾義仲・巴御前ゆかりの松
- かぶと観音:境内には義仲の腰掛石がある。
- 上久保の一里塚
- しろやま茶屋
- 妻籠城址
参考文献
- 『中山道を歩く』 児玉幸多 著 中公文庫 1988年 ISBN 4-12-201556-1
隣の宿
- 中山道
- 野尻宿 - 三留野宿 - 妻籠宿
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