三びきのやぎのがらがらどん
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三びきのやぎのがらがらどんが、トロールの住む橋を渡る様子を表現した彫像
『三びきのやぎのがらがらどん』(さんびきのやぎのがらがらどん、テンプレート:Lang-no、英語: The Three Billy Goats Gruff)は、「がらがらどん」という同じ名前をもつ3匹の山羊が餌を求めて冒険に出かける童話。ノルウェーの昔話の一つで、アスビョルンセンとテンプレート:仮リンクによって、彼らの著作『ノルウェー民話集』に収録された。
日本語訳としては他に『ふとりたくて丘にゆく三びきの牡ヤギ・ブルーセ』[1]、『ふとろうと山に行く三匹のヤギのドンガラン』[2]などがみられる。
あらすじ
「がらがらどん」という名前の小・中・大3匹の山羊が太りたくなって、草を求めて山(丘)を目指す。途中にかかる橋の下には醜いトロールがいて、大声で「おまえを飲み込んでやる」と威嚇する。先に来た小さな山羊は「後から大きな山羊が来るから」と言ってトロールに見逃してもらい橋を渡る。続いて来た中くらいの山羊も同じように言って橋を渡る。しかし最後に来た大きな山羊は恫喝するトロールに立ち向かい、やっつける。無事に山へ行った山羊たちは、丸々と太って帰って来た。
他作品での言及
日本のアニメ映画『となりのトトロ』(スタジオジブリ)のエンディングでは、サツキとメイが布団の中でお母さんにこの本を読んでもらっている。