ンジャメナ
テンプレート:世界の市 ンジャメナ(N'Djamena、テンプレート:Lang-ar Niǧāmīnā)は、チャドの首都[1]。人口は993,492人(2009年)。チャドで最も人口の多い都市である。
名称
日本語話者にとっては、全世界の首都で唯一「ン」で始まる地名として知られるが、アフリカにおいては「ン(N'やN+子音字)」で始まる地名は珍しくない。日本語ではヌジャメナ[1]、エンジャメナ[1]、ウンジャメナ、ン・ジャメナとも表記される。
地理
シャリ川とテンプレート:仮リンクの河港であり、市の中心的機能は第一に国内行政の中心としての政治的機能にある。また、付近の日用品の交易中心地でもあり、家畜、塩、ナツメヤシ、穀物が取引される。市の最も重要な産業は食肉、魚、綿花の加工である。
歴史
起源はフランス人によって1900年に建設されたフォール・ラミにある[1]。この名前は街の建設の直前に起きた1900年4月22日、テンプレート:仮リンクで死亡した指揮官Amédée-François Lamyに由来する。
1973年にアラビア語で“place of rest”を意味するンジャメナと改名された。行政学校、医学校がある。
2006年4月13日、反政府勢力en:United Front for Democratic Change(FUC)が侵攻(en:Battle of N'Djamena (2006))。
2008年2月2日、FUCを含む反政府勢力en:Union of Forces for Democracy and Development(UFDD)が侵攻(en:Battle of N'Djamena (2008))。
交通
北西にンジャメナ国際空港があり、各国との主要な交通手段となっている。エールフランス、エチオピア航空、スーダン航空、カメルーン航空が就航している。川を挟んで対岸のカメルーンの都市テンプレート:仮リンクとは橋でつながっている。
治安
反政府勢力が2006年、2008年に侵攻。武力攻撃を仕掛けるなど、治安の状況が極端に悪化している。
市内の空港には、フランス軍の軍事施設があり、フランスが行うアフリカ地域における軍事行動(例:2013年1月にマリ共和国に対して行われた軍事介入)の拠点の一つとなっている[2]。
ンジャメナの風景
出所はアメリカ海洋大気圏局 (NOAA)。いずれも1960年代の撮影と推測される。 テンプレート:Gallery
気候
気温は年平均で27.8℃、年間総雨量は556 mmである。ステップ気候で雨季と乾季がある。 テンプレート:Weather box
姉妹都市
脚注・出典
関連項目