レグルス
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レグルス (Regulus)は、しし座α星、しし座で最も明るい恒星で全天21の1等星の1つ。1等星の中では最も暗い。
概要
黄道上の唯一の1等星で、航海位置の計測の基準となる常用恒星。
特徴
4個の星が各2個のペアになって互いに回っている多重連星である。1組はレグルスAと呼ばれる分光連星であり、主星は青白色の準巨星、伴星は0.3太陽質量程度のおそらく白色矮星で、共通重心の周りを40日間かけて回っている。もう1組はレグルスBおよびレグルスCと呼ばれ、どちらも小さな主系列星で、100AUほど離れており、2,000年かけて回っている。AとBCの間隔は4,200AUで、地球からは177″離れて見える。
レグルスの形状
アメリカ・カリフォルニア州ウィルソン山天文台の光学干渉計施設(口径1m望遠鏡6台を使用)でレグルスの大きさ・形などの観測が行われ、その結果及び他で行われたスペクトル観測、コンピュータによるモデル計算によりレグルスの形が明らかになった。その結果、レグルスは高速で自転しているために赤道部分が遠心力で膨れ上がり、赤道半径は極半径より30%も大きいことがわかった。そのため、極の温度は15,100℃なのに対し、赤道部は10,000℃しかない(つまり、極は赤道部より5倍も明るい)。レグルスの自転軸は天の北極より86度も傾いている。しかも、レグルスの固有運動の向きはその自転軸の向きに一致している。さながら、回転しながら突き進む弾丸のようである。
自転速度は秒速300km(時速108万km)を超え、所要時間は15.9時間である。自転速度があと16%早ければ、遠心力が重力を上回り、レグルスはバラバラになってしまうだろう。
レグルス食
1等星の中で最も黄道に近いため、定期的に月による食(掩蔽)が発生する。非常に稀ではあるが、惑星(水星と金星)によるレグルス食も発生する。前回は、金星によるレグルス食が1959年7月7日に起きた。次回の惑星によるレグルス食は、85年後の2044年10月1日の金星によるレグルス食の予定である。他の惑星によるレグルス食は、交点の位置の関係上、ここ2000-3000年の間は発生しない。
名称
学名は Alpha Leonis(略称:α Leo)。レグルス(Regulus)の意味はラテン語で「小さな王」。コル・レオニス(Cor Leonis、獅子の心臓)とも呼ばれるが、この名も「レグルス」同様ラテン語に由来している。
脚注
注釈
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出典
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