レインズインターナショナル
テンプレート:Infobox 株式会社レインズインターナショナルは、東京を拠点に焼肉レストランチェーン 『牛角』や、焼鳥店 『鳥でん』などを経営する外食産業企業であり、フランチャイザーである。
持株会社、レックス・ホールディングス傘下の中核企業であり、焼き肉店事業においては最大手である[1]。
略歴
- 旧レインズインターナショナル(現在の親会社レックス・ホールディングス)については、レックス・ホールディングスを参照のこと。
- 2001年11月 - アートフードインターナショナル(現在のレインズインターナショナル)設立
- 2005年5月 - 旧株式会社レインズインターナショナル(初代)が「株式会社レックス・ホールディングス」に商号(社名)変更し、持ち株会社制に移行する。同時に、100%子会社のアートフードインターナショナルに外食事業を承継させ、同社の商号(社名)を「株式会社レインズインターナショナル」(2代目)に変更する。
- 2006年4月 - ケータイクレジットiDの導入を開始。
- 2006年12月 - 親会社のレックス・ホールディングスがMBOにより上場廃止。実質的な経営権は、アドバンテッジパートナーズに移管する。
店舗業態
『牛角』
牛角(ぎゅうかく)は焼肉レストランチェーン。七輪を据え付けたテーブルやカウンターで焼くスタイルである(炭はオガ炭が使われている)。店舗運営は、主にフランチャイズ(FC)で展開され、レインズインターナショナルはその食材供給、店舗指導に注力する。
はじめは1996年(平成8年)、三軒茶屋に『七輪』という店名で創業したが、当時はあまり客が来なかった。ところが、会計の際に300円の割り引きの代わりに店へのクレームを言ってもらい、そのクレームを改善していったところ、たちまち繁盛店となった。店名も、牛の角をアンテナに見立てて「お客様のニーズをすばやくキャッチする」という発想から1997年(平成9年)、店名を「牛角」に変更した[2]。
国際展開
はじめての日本国外への出店は2001年(平成13年)に開業したアメリカの店舗であるが、折からの日本食ブームに加え、テーブルで肉を焼くスタイルが好評を博した[1]。日本国外には2011年(平成23年)8月現在、28の店舗があり、それら全店が黒字化しているという[1]。
アメリカ合衆国ではカリフォルニア州と、ホノルル(ハワイ)、シカゴ、ニューヨーク市に15店舗を展開しており、いずれも人気を得ていることから、2011年(平成23年)中にはカナダ(バンクーバー)にも直営店として進出する[1]。また、アジアでは台湾や香港、シンガポールに店舗があるが、同じく2011年中にはインドネシアのバリ島にも出店する[1]。これら積極的な国際展開により、2015年(平成27年)までには日本国外の店舗数を、100まで増やす計画という[1]。
その他
- 『しゃぶしゃぶ温野菜』
- かまどか
- 鳥でん
- 居酒家 『土間土間』
- 鉄板居酒屋 『てっぱちや』
- 牛角食堂
- 焼魚食堂 魚角
- カレーショップ 『カレキチ』
- 遊食 『東山庵』
- Fish bank TOKYO
- ぶっちぎり酒場
- 大衆焼肉ゴチニク
食中毒事件
2011年6月2日、富山県にある「牛角」高岡店で、食事をした20人の客が、食後、腹痛や下痢などを訴え、そのうち15人から腸管出血性大腸菌O157が検出された。この時、ユッケ等の生食用の肉は提供されていないがサラダが提供されており、生肉と生野菜を同じ調理器具で扱った為にO157が付着したのではないかとニュース等で報道された。その為、県は同店に対して3日間の営業停止処分を与えた[3]。 当該事件について、レインズインターナショナルのHPでは情報提供を行っているものの、牛角のHPでは一切情報提供を行っていない。
CM出演者
関連項目
注釈
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 「牛角」海外出典を加速 『日本経済新聞』 平成23年8月20日朝刊 企業1
- ↑ テレビ朝日『シルシルミシル』 2009年4月29日放送より
- ↑ 富山の焼き肉店、20人食中毒症状 15人からO157検出 MSN産経ニュース・2011年6月2日