ルーブル彫刻美術館
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ルーブル彫刻美術館(ルーブルちょうこくびじゅつかん)は、三重県津市白山町佐田にある美術館。寶珠山大観音寺の境内にある。
概要
先代館長で現館長の父である竹川勇次郎が私財を投じ建設した、ルーブル美術館世界唯一の姉妹館である[1]。勇次郎がルーブル美術館の作品に感銘を受け、フランスのルーブル美術館に何度も足を運び交渉し、17回目の渡仏でようやく美術館に了承を得えたもの[1]。建物は黒川紀章が設計したもので[2]、1987年(昭和62年)に開館した。
館内の作品はルーブル美術館にある、彫刻作品約1300点を本物から直接型をとり作成したレプリカを展示している。サモトラケのニケやミロのヴィーナスはじめとして、日本に居ながらにして彫刻作品を楽しむことができる。