ヤン・デ・ボン
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テンプレート:ActorActress ヤン・デ・ボン(Jan de Bont, 1943年10月22日 - )は、ハリウッドで活躍する撮影監督・映画監督。
略歴
オランダのアイントホーフェン出身。『ダイ・ハード』(1988年)、『ブラックレイン』(1989年)、『レッド・オクトーバーを追え!』(1990年)『氷の微笑』(1992年)などで撮影監督を務め、1994年の映画『スピード』で監督デビューした。
ゴジラファンであることも有名。一度はハリウッド版『GODZILLA』(1998年)の監督に決定したが、製作費が掛かりすぎるとされ降板した[1]。
アクション映画ではヘリから撮影した映像を多く用い、ほとんどの監督作ではラストシーンのショットが被写体からゆっくりとズームアウトしていく構図になっている。
主な作品
監督作品
- スピード Speed (1994年)
- ツイスター Twister (1997年)
- スピード2 Speed 2: Cruise Control (1997年)
- ホーンティング The Haunting (1999年)
- トゥームレイダー2 Lara Croft Tomb Raider: The Cradle of Life (2003年)
撮影作品
- ルトガー・ハウアー/危険な愛 Turks fruit (1973年)
- プライベート・レッスン Private Lessons (1981年)
- クジョー Cujo (1983年)
- グレート・ウォリアーズ/欲望の剣 Flesh + Blood (1985年)
- ナイルの宝石 The Jewel of the Nile (1985年)
- アメリカン・フィフティーズ Mischief (1985年)
- ビル・コスビーのそれ行けレオナルド Leonard Part 6 (1987年)
- フーズ・ザット・ガール Who's That Girl? (1987年)
- ダイ・ハード Die Hard (1988年)
- ブラック・レイン Black Rain (1989年)
- レッド・オクトーバーを追え! The Hunt for Red October (1990年)
- フラットライナーズ Flatliners (1990年)
- 嵐の中で輝いて Shining Through (1992年)
- 氷の微笑 Basic Instinct (1992年)
- リーサル・ウェポン3 Lethal Weapon 3 (1992年)
プロデュース作品
- マイノリティ・リポート Minority Report (2002年)
- リベリオン Equilibrium (2002年)
- クライム・エンジェル Thoughtcrimes (2003年)
他監督との関連
前述の通り、撮影監督から監督へと転身したが、処女監督作品『スピード』での撮影監督であるアンジェイ・バートコウィアクも、後に『ロミオ・マスト・ダイ』にて監督を務め、その後も映画監督として活躍している。