モルビアン県
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モルビアン県(フランス語:Morbihan、ブルトン語:Mor-Bihan)は、フランスのブルターニュ地域圏の県である。モルビアンとは、ブルトン語で小さな海という意味で、名前の由来となったモルビアン湾を持っている。
歴史
モルビアンは1790年3月4日、フランス革命時に作られた83の県のうちのひとつで、ブルターニュの旧行政区の一部から作られた。
地理
モルビアンはブルターニュ地域圏の一部で、フィニステール県、コート=ダルモール県、イル=エ=ヴィレーヌ県とロワール=アトランティック県、それから南西の大西洋に囲まれている。
モルビアン湾にある名前のついた42の島のうち、最も大きなモワンヌ島(l'île aux Moines)とアルス島(l'île d'Arz)はコミューンになっている。
県内に含まれる湾の外に、人の住んでいる島が4つある。
- ベル=イル=アン=メール(Belle-Île-en-Mer)
- グロワ島(Groix)
- ウア島(Houat)
- オエディック島(Hoëdic)
- メアバン島(Meaban)は人の住めない鳥類保護区である。
文化
ケルト語のひとつであるブルトン語が使われている地域であるが、話し手は減っている。ブルトン語保存の為、二言語併用教育が主張されている。
観光
- Le Palais (2).JPG
ベル=イル=アン=メール、ル・パレに残るヴォーバンの要塞
- Carnac megalith alignment 1.jpg
カルナックの巨石群
- Dscn5043-auray.jpg
- 4782.Dolmen (bretonisch Steintisch) Auf aufgerichteten Tragsteinen liegende grosse Steinplatten bezeichnet man als Dolmen - GangGrab von Crucuno - Departement Morbihan - Bretagne Steffen Heilfort.JPG
プルアルネルのドルメン