メディア・レモラス
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株式会社メディア・レモラス(MEDIA REMORAS)は、かつて日本に存在したポニーキャニオン傘下のレコード会社である。アニメソングなどを手掛けていた。創立時の社長はフジテレビからの出向の形となった横澤彪。
来歴
元は、1987年に英ヴァージン・レコードとポニーキャニオン(ポニーキャニオンの母体であるフジサンケイグループは当時ヴァージンに資本参加していた)の出資で設立した日本法人ヴァージン・ジャパンが前身で(ただし当初の販売元はビクター音楽産業。ポニーキャニオンに販売元が移行するのは1990年である)、1992年に英EMIがヴァージン社を買収したために、日本の元子会社をポニーキャニオンが買収し、メディア・レモラスとした(そのため数年後、東芝EMI(のちのEMIミュージック・ジャパン)内にVirgin Musicのレーベルが設けられた)が、1997年に経営の合理化のあおりを受け、担当であったテレビアニメ『みどりのマキバオー』放映終了後、もと親会社のポニーキャニオンに事業譲渡し解散した。
ヴァージン・ジャパン時代には高見沢俊彦などがアルバムを発売した。
メディアレモラス存在時にかつて在籍していた歌手は、メディアレモラスの特別清算後にほぼ全員ポニーキャニオンに異動となった。
かつて所属していたアーティスト
- ヴァージン・ジャパン時のアーティスト。『らんま1/2熱闘編』のオープニングテーマを担当した。
- フルアルバム(10曲入り)4枚を制作し、『幽☆遊☆白書』のオープニング・エンディングも担当した。
- 『幽☆遊☆白書』のエンディングテーマ曲で、『アンバランスなKissをして』と『太陽がまた輝くとき』が使用され、メディア・レモラスとしては最高の売り上げを記録した。
- 『NINKU-忍空-』のオープニング・エンディングテーマ曲を全般担当した。また、それ以前にトヨタなどのCFソングも手掛けた。
- 『東京23区の女』オープニング・テーマ曲『Refrain』[作詞:作曲GEORGE]を担当した。
発売されたアニメビデオ
- 『幽☆遊☆白書』オープニング・エンディング大百科
- 現在は発売元のメディア・レモラスが解散したため、発売元が別でDVD版が発売されている。
外部リンク
関連項目
- GIZA studio - ビーイング傘下で当レーベルと似たコンセプトで行っている大阪府のレコード会社。当社解散後に設立。