ムアンプレー郡
テンプレート:Coor title dms テンプレート:Redirect テンプレート:Infobox ムアンプレー郡はタイ北部・プレー県にある郡(アムプー)である。プレー県の県庁所在地(ムアン)でもある。
名前
ポンナラット (พลรัฐ) 、ポンナコーン (พลนคร) と『年代記』には登場しており、その名前の「ポン」 (พล) の部分が徐々に変化し、たとえばラームカムヘーン大王碑文などではプレー (phlae, แพล) などと見えており、このようにして現在のプレーの表記に落ち着いたと見られている。なお「ポン」とは力という意味である。また、伝説上の君主クンルワン・ポンのことであると推定できる。
歴史
プレーはいつ建設されたか分からず、誰が作ったかも判明しない。828年、クンルワン・ポンという人物がチエンセーンから住民を引き連れ定住してきたという伝説もあるが、あくまで伝説である。ただ、スコータイ王朝やラーンナー王朝などと時を同じくして独立した都市国家、プレー王国が誕生していたということは分かっている。
アユタヤ王朝時代には1460年のトライローカナート王の攻撃を筆頭にアユタヤとラーンナー間の高僧の際には何度か攻撃の憂き目に遭っている。その後ラーンナーはビルマの支配下に入るが、プレーも同じくビルマの支配下に入った。
1767年にトンブリー王タークシンがビルマに反旗を翻した際、プレーの国主、パヤー・マンチャイもビルマに反旗を翻した。プレーの国主が『ナーン年代記』にはチャーバーンやカーウィラらとチエンセーンを攻撃した旨が書かれている[1]。その後、プレーは北部の主要都市として機能し、1891年プレーは市となった。
地理
プレーはヨム川の形成した台地にある。東は山岳地帯で、森林が豊富であり、ペムアンピー森林公園が設置されている。
交通は国道101号線が南北に通っており、この国道は南はウッタラディットやピッサヌロークなどに通じる国道11号線と接しており、北はナーンに通じパヤオに通じる103号線と接している。
経済
市内の主要な産業は農業で、主に稲作が主流である。
行政区分
郡内には20のタムボンがあり、その下位に157の村(ムーバーン)が存在する。プレーには自治体(テーサバーン)があるが以下の通りである。
- テーサバーンムアン・プレー・・・タムボン・ナイウィエン全体
- テーサバーンタムボン・トゥンホーン・・・タムボン・トゥンホーン
- テーサバーンタムボン・メーラーイ・・・タムボン・メーラーイ
- テーサバーンタムボン・チョーヘー・・・タムボン・チョーヘー全体およびタムボン・パーデーンの一部
また郡内には15のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)が設置されている。
- タムボン・ナイウィエン・・・ตำบลในเวียง
- タムボン・ナーチャック・・・ตำบลนาจักร
- タムボン・ナーチャム・・・ตำบลนาชำ
- タムボン・パーデーン・・・ตำบลป่าแดง
- タムボン・トゥンホーン・・・ตำบลทุ่งโฮ้ง
- タムボン・ムアンモー・・・ตำบลเหมืองหม้อ
- タムボン・ワントン・・・ตำบลวังธง
- タムボン・メーラーイ・・・ตำบลแม่หล่าย
- タムボン・フワイマー・・・ตำบลห้วยม้า
- タムボン・パーメート・・・ตำบลป่าแมต
- タムボン・バーンティン・・・ตำบลบ้านถิ่น
- タムボン・スワンクアン・・・ตำบลสวนเขื่อน
- タムボン・ワンホン・・・ตำบลวังหงส์
- タムボン・メーカムミー・・・ตำบลแม่คำมี
- タムボン・トゥンクラーオ・・・ตำบลทุ่งกวาว
- タムボン・ターカーム・・・ตำบลท่าข้าม
- タムボン・メーヨム・・・ตำบลแม่ยม
- タムボン・チョーヘー・・・ตำบลช่อแฮ
- タムボン・ローンフォーン・・・ตำบลร่องฟอง
- タムボン・カーンチャナー・・・ตำบลกาญจนา
参考文献
- ประวัติศาสตร์เมืองแพร่ - กระทรวงมหาดไทย
- Ongsakul, Sarassawadee, History of Lan Na, trans. Chitraporn Tanratanakul, Chian Mai: Silkworm Books, Thai text 2001, English text 2005, ISBN 9789749575840