マリー・ラフォレ
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マリー・ラフォレ(Marie Laforêt, 1939年10月5日 - )は、フランス出身の女優、歌手である。本名はマイテナ・ドゥメナク(Maïténa Doumenach)。1978年以降ジュネーヴに在住し、スイス国籍となっている。
来歴
ジロンド県スーラック=シュル=メール(Soulac-sur-Mer)生まれ。本名のマイテナはバスク語で『愛されるもの』を意味する。姓のドゥメナクは、父がカタルーニャ系であることを示す。1959年に姉の替わりに出場したラジオのタレントコンテスト "Naissance d'une Etoile"(スター誕生)で優勝した時にルイ・マル監督に見いだされる。ルイ・マル監督の作品に出演するチャンスを掴むが、プロジェクト自体がなくなってしまう。しかしデビュー作となったルネ・クレマン監督の『太陽がいっぱい』でアラン・ドロンの相手を演じて一躍フランスのアイドルとなる。1960年にヌーヴェルヴァーグの映画監督ジャン=ガブリエル・アルビコッコと結婚、彼の監督作『金色の眼の女』などに出演した。1児をもうけるが、1971年に離婚した。同年アラン・カーン=スクリーベルと再婚、3人の子供をもうける。
シャンソン歌手としても活躍し、何枚かアルバムを出している。
主な出演映画
- 太陽がいっぱい(Plein soleil, 1960年)
- 赤と青のブルース(Saint Tropez Blues, 1961年)
- 金色の眼の女(La Fille aux yeux d'or, 1961年)
- 素晴らしき恋人たち(Amours célèbres, 1961年)
- 女は夜の匂い(À cause, à cause d'une femme, 1963年)
- ジャガーの眼(Marie-Chantal contre le docteur Kha, 1965年)
- 国境は燃えている(Le Soldatesse, 1965年)
- 警部(Flic ou voyou, 1979年)
- ソフィー・マルソー/恋にくちづけ(Joyeuses Pâques, 1984年)
- タンゴ -ガルデルの亡命-(Tangos, l'exil de Gardel, 1985年)
- ティコ・ムーン(Tykho Moon, 1997年)
日本のテレビ番組出演
- スター千一夜(フジテレビ) - 1963年11月5日
参考資料
- 『マリー・ラフォレの伝説と物語』(Contes et legendes de ma vie privee) 持田明子訳、白水社、四六判 268P 1983年9月発行、1785円(絶版)