マツダ・AZ-オフロード

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AZ-オフロードAZ-OFFROAD)は、マツダスズキ・ジムニーからのOEMにて販売していた軽自動車枠のSUV

歴史

初代 JM23W型(1998年-2014年)

テンプレート:Infobox 自動車のスペック表 マツダとスズキの軽自動車OEM関係締結の中、1998年10月に供給が開始された。基本的にはスズキ・ジムニーと共通であり、内外装の一部の部品にマツダマークを取り付けたり、形状を変更して差別化を図っている。また、マツダの国内ラインナップの中で唯一、ラダーフレームを有する本格オフロード車であった。

発売以来マイナーチェンジや細かな改良を繰り返しながら、モデル消滅まで初代モデルのまま継続生産されていた。

なお、ジムニー・シエラにあたる普通自動車仕様のモデルは供給されていない。

  • 1998年10月13日 - 発売開始。当初は「XL」と「XC」の2グレード展開で、「XC」には5MTも設定されていた[1]
  • 1999年10月15日 - マイナーチェンジ。SRS-エアバッグ、4輪-ABSプリテンショナー機構付きフロントシートベルトをセットで標準装備化、「XC」の5MT車にはクラッチスタートシステムを追加で標準装備。平成12年度排出ガス規制に対応[2]
  • 2000年5月 - 仕様変更。
  • 2002年1月25日 - 一部改良。エンジン性能が向上され、よりスタイリッシュな外内装になる。グレードは「XC」のみとなる。
  • 2004年4月 - 仕様変更と共に、希望小売価格も改定される。
  • 2004年10月25日 - マイナーチェンジ。外装面ではフロントグリルやアルミホイールを変更。内装面ではインパネのデザインを変更するとともに、シートは表皮の素材やデザイン、形状(前席のみ)が変更された。また、CDプレイヤー(AM/FMラジオ付)とLED発光メーターが追加された。また、2WDと4WDの切替をスイッチ一つでできるようにした[3]
  • 2005年11月 - 仕様変更。
  • 2008年5月 - 仕様変更。ボディカラーにノクターンブルーパールとスペリアホワイトが加わる。
  • 2014年3月 - カタログ落ちの為、販売終了。

脚注

テンプレート:Reflist

関連項目

テンプレート:Car-stub

テンプレート:自動車テンプレート:マツダ車種年表
  1. 新型「AZ-オフロード」を発売 - マツダ 1998年10月13日
  2. 軽乗用車4車種をマイナーチェンジ - マツダ 1999年10月15日
  3. 「マツダAZ-オフロード」を大幅に商品改良して発売 - マツダ 2004年10月25日