ボス・ナス
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ボス・ナス(Boss Nass、本名:ボス・ルーゴア・ナス、Boss Rugor Nass)は映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場する架空の人物である。イングランドの俳優ブライアン・ブレスドが声を担当し、日本語版の吹き替えは大平透が担当した。
惑星ナブーの先住民族であるグンガン族の族長であり、また同時にグンガン族の自警組織で、民兵から成る「聖なる軍隊」の最高司令官でもある。
その巨体や尊大な態度とは裏腹に、非常に思慮深く、また聡明である。 やや激し易いようにも見えるが、それは社交的な対応において、感情をも相手とのコミュニケーションを計るための道具として使っているためである。
様々な人種が登場するスターウォーズ世界においても、水中に適合した両生生物という珍しい種族であるグンガン族の長として、巨大なカエルのような風貌をしているが、同じくカエルのようなジャバ・ザ・ハットとは、まったく関係無い種族である。
エピソード1の中盤では、パドメ・アミダラと同盟を結んだり、ビンクスを将軍に任命したりなどと両勢力の中でその手腕を発揮しており、終盤では通商連合を撃退した後のパレードに参加し「平和を」とナブーの国民の前で宣言した。
エピソード3のラストのパドメの盛大な国葬のシーンではジャー・ジャー・ビンクスと共に正装して葬列に加わっている。