ベネ・イスラエル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファイル:Map India jews communities.jpg
丸で囲まれている部分はユダヤ人が多く住む地域
ベネ・イスラエル(Bene Israel)とは、インド原住のユダヤ人を指す言葉である。ヘブライ語では『イスラエルの子』を意味する。
最も有名なアジア系ユダヤ人は、「ブナイ・イスラエル(B'nai Israel)」と呼ばれるボンベイのユダヤ人である。この共同体はインドの約1500年前にまで遡る。その中心はボンベイ(ムンバイ)とコーチン(コチ)であった。
今日インドのユダヤ人は軍、政府、産業、で重要な位置にあることが多い(例:インド人民党の安全保障顧問と、ゴア州・パンジャブ州知事を務めたJFRジェイコブ中将など)。
- Bene israel-cimetiere juif de bombay en inde.jpg
ムンバイのベネ・イスラエル墓地
ブナイ・メナシェ
別のブナイ・メナシェは、ユダヤ遺産の古代インド人の集まりであるとされる。大半はイスラエル(アリヤー)に移住し、再びユダヤ教に改宗するための試練にあった。ブナイ・メナシェは自分たちが古代イスラエル人の子孫であると主張し、古代イスラエルの12部族の一つ、メナシェ(メナセ、マナセ)族の名前に触れている。
関連項目