ヘルマイヤー (宇宙戦艦ヤマト)
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ヘルマイヤーは、アニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』の登場人物。声優は池田勝。
概要
ガルマン・ガミラス帝国の軍人で地質学者。階級は少佐。『宇宙戦艦ヤマト2』や『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』に登場したマイセル・ノムドラム将軍(設定名ワルトハイム将軍)の設定画をそのまま流用したキャラクターである。
劇中での活躍
幻が見えるというヤマトからの連絡を受けたデスラー総統の命令で、惑星ファンタムの環境や地質学的性質を調査に赴く。惑星ファンタムが地球人には地球のようにガルマン・ガミラス人には、ガルマン・ガミラス本星のように幻が見えることについては賛同しつつも、ファンタムがスーパー・サイコエネルギーによって幻を見せるコスモ生命体であることについては、物的証拠が何一つ存在しないこともあり、地質学者としてのプライドから「科学者として他人の見解を鵜呑みにできない」と探査ドリルを「地中」に打ち込んだ。すると、「痛み」に反応したファンタムの地表面が動き出して、図らずもヘルマイヤー少佐の調査船は、ファンタム=コスモ生命体説を立証することになった。
調査船はファンタムからかろうじて脱出し、デスラーにファンタムの正体を報告。その後、顔に泥を塗られたと思ったデスラーによって派遣された北部方面艦隊司令グスタフ (宇宙戦艦ヤマト)中将がファンタムを破壊する様子を見ていた。
さらにその後、ガルマン・ガミラス本星帰還時に、ファンタム破壊直前にルダ王女らしき人物がヤマトへ乗り込むのを見たとデスラーに報告する。