ブレイクビーツ
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ブレイクビーツは、サンプラーや波形編集ソフトウェアなどを使用してドラム演奏のフレーズを分解し、シーケンサーで組み立て直す音楽制作の方法。およびその方法を伴った音楽ジャンル。
その発見は、一般にクール・ハークによってなされたと言われているが、アフリカ・バンバータは自身が発見したとしている。クール・ハークの「ブレイクビーツ」思想とともにヒップホップの制作方法として広まり、以降ドラムンベースなど様々なエレクトロミュージックに広く用いられる。サンプリングされたドラムフレーズを、時間軸に沿って単音、もしくは任意の拍数(=音価)のサンプルに切り分け、それらをシーケンサーなどを用い元々のフレーズとは異なる順序で演奏し新たな楽曲を構成していく。分解されるドラムフレーズの素材には、新規に録音されるもののほか、既存の楽曲から抜き出したものを使用することもある。
主なブレイクビーツ
- The Winstons - "Amen Brother"(アーメン・ブラザー)
- ジェームス・ブラウン(James Brown) - "Funky Drummer"(ファンキー・ドラマー)
- ジェームス・ブラウン(James Brown) - "Funky President"(ファンキー・プレジデント)
- Lyn Collins - "Think(About It)"(シンク・アバウト・イット)
- The Honeydrippers - "Impeach The President"(インピーチ・ザ・プレシデント)
- Incredible Bongo Band - "Apache"(アパッチ)
- クール・アンド・ザ・ギャング(Kool & the Gang) - "N.T"(N.T)
- The Mohawks - "The Champ"(ザ・チャンプ)
- Skull Snaps - "It's A New Day"(イッツ・ア・ニュー・デイ)
- スライ&ザ・ファミリー・ストーン (Sly & The Family Stone) - "Sing a Simple Song"(シング・ア・シンプル・ソング)
- ボブ・ジェームス (Bob James) - "Take Me to The Mardi Gras"(夢のマルディグラ)