ブルジョアマスコミ

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テンプレート:独自研究 ブルジョワマスコミとは、革新陣営から見た株式会社形態の新聞社放送局出版社に対する蔑称商業マスコミ。

利潤追求が目的である以上、社会主義に対しては批判的な報道をするとの決め付けがなされ、実際に批判的な報道が行われたときには、ブルジョワマスコミとの烙印が押された。

中核vs革マル」が出版されたときの、革マル派による文藝春秋に対するブルジョワマスコミ批判は典型的な例。冷戦時代には、物資が不足して行列を作るソ連国民を紹介した報道も、「配給を待つ行列を、物資が不足しているかのようなイメージで報道している」と社会党左派がブルジョワマスコミ批判をした。

関連する言葉として、「ブル新」(ブルジョア新聞の略)がある。日本の新左翼界隈で広く使われる言葉であり、実際に日本赤軍重信房子がドキュメンタリー映画「赤軍・PFLP 世界戦争宣言」の中で使用している。