ブランデー・エッグノッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブランデー・エッグノッグ(ブランデー・エッグ・ノッグ, brandy eggnog, brandy egg nogg)とは、ブランデーベースで、牛乳などを使い甘味を付けたカクテルである。味は、ミルクセーキにブランデーが入った物と考えると想像しやすい。ラム酒を加えるレシピもある。
由来
エッグノッグとは、牛乳をベースとした甘い飲み物のことである。これにブランデーを加えたバリエーションが、ブランデー・エッグノッグということになる。エッグノッグの語源は諸説ある。(詳細はエッグノッグ#歴史を参照 )
本来はクリスマスの時期に飲まれてきたカクテルである。今でもアメリカ合衆国南部ではクリスマスパーティの飲み物である。また、ホット・バタード・ラムに並ぶ風邪の際に飲む薬用酒としても、欧米で古くから飲まれている。
標準的なレシピ
または、
- ブランデー - 30ml
- ダーク・ラム - 15ml
- 砂糖 - 2tsp
- 卵 - 1個
- 牛乳 - 適量
- ナツメグ
作り方
備考
- 砂糖の代わりに、シュガー・シロップを使用しても良い。
- ホットの場合、卵は別に泡立てておいて使う。
参考資料
- 澤井慶明(監修)、永田奈奈恵(カクテル指導)『カクテルの事典』(成美堂出版、1996年)、p.118
関連項目
- カクテル#カクテルのスタイル - カクテルのスタイルとしての「エッグノッグ」について