フロントウイング
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テンプレート:美少女ゲームブランド 株式会社フロントウイング(テンプレート:Lang-en-short)は、日本のアダルトゲームのソフトメーカー。本社は東京都台東区[1]。代表取締役社長[2]およびプロデューサー[3]を務めるのは山川竜一郎。メインのブランドは社名と同じ「Frontwing」だが、それ以外に、「Survive(サヴァイブ)」「ホチキス」「b-Wings」などのブランド名でもソフトを販売していた。
学園を舞台としたゲームからハードな内容を含んだもの、3DCGを利用したものまで、作品の傾向は多岐にわたるテンプレート:Sfn。3Dコンテンツの作成は「ポリゴン村」というチームを組み、2D作品で使用される動画への3D導入を検討するなど、作品の企画および制作に携わっている[4]。コンシューマー版に何作品か移植されているが、基本的に移植版の開発も同社が行なっている。また、3Dダンス動画作成ソフト『Dance×Mixer』の開発元でもある[5]。
代表作には『魔界天使ジブリール』シリーズおよび『グリザイア』シリーズ3部作などが挙げられるテンプレート:Sfn。ライターの宮本直毅は『魔界天使ジブリール』に関して、「戦うのが見目うるわしいヒロインなら、そのリスクはエロい想像力を刺激」し、そういった作品の需要を示した作品と位置付けているテンプレート:Sfn。対して『グリザイア』シリーズでは、第1作『グリザイアの果実』が萌えゲーアワード2011年度のGOLD大賞[6]、第2作『グリザイアの迷宮』が2012年度のSILVER大賞を獲得している[7]。
目次
発売ゲーム一覧
FrontWing
- 2000年8月4日 - カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜
- 2001年11月22日 - カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜 通常版ぷらす
- 2001年11月22日 - フーリガン
- 2002年4月26日 - 426
- 2002年9月27日 - 魔女のお茶会
- 2003年3月28日 - スイートレガシー〜ボクと彼女のあま〜い関係〜
- PS2版『スイートレガシー〜ボクと彼女の名もないお菓子〜』の逆移植。
- 2003年8月29日 - 私立アキハバラ学園
- 2003年12月19日 - あきばこ
- 2004年4月23日 - 魔界天使ジブリール
- 2004年8月27日 - そらうた
- 2005年4月22日 - 魔界天使ジブリール -episode2-
- 2006年2月24日 - ボーイミーツガール
- 2006年9月29日 - めがちゅ!
- 2007年3月23日 - きみはぐ
- 2007年12月27日 - タイムリープ
- 2008年6月27日 - 魔界天使ジブリール -episode3-
- 2008年12月26日 - ほしうた
- 2009年8月28日 - タイムリープぱらだいす
- 2009年12月25日 - ほしうた 〜Starlight Serenade〜
- 2010年4月23日 - 魔界天使ジブリール4
- 2011年2月25日 - グリザイアの果実
- 2011年7月29日 - 戦国天使ジブリール
- 2012年2月24日 - グリザイアの迷宮
- 2012年9月28日 - ピュアガール
- 2013年5月24日 - グリザイアの楽園
- 2014年2月28日予定 - イノセントガール
Survive
ホチキス
b-Wings
- 2003年8月28日 - Take Off!!
その他
- 2002年10月25日 - ピアノストレイン
- teamFALSTAFFが開発。Frontwingが販売。
コンシューマー移植作品
移植作品の販売元は他社だが、基本的に開発は同社が行なっている。
ドリームキャスト版
- 2001年8月23日 - カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜(販売元:NECインターチャネル)
- 2003年6月26日 - 魔女のお茶会(販売元:NECインターチャネル)
PlayStation 2版
- 2002年8月29日 - フーリガン 〜君のなかの勇気〜(販売元:PCCW Japan)
- 2002年12月26日 - スイートレガシー 〜ボクと彼女の名もないお菓子〜(販売元:PCCW Japan)
- 426収録版『スイートレガシー』のリメイク。
- 2003年4月10日 - カナリア 〜この想いを歌に乗せて〜(販売元:NECインターチャネル)
Xbox 360版
PlayStation 3版
- 2012年1月12日 - タイムリープ(販売元:プロトタイプ)
主な制作スタッフ
- プロデューサー - 山川竜一郎 ※株式会社フロントウイング代表取締役社長。