フェズ
テンプレート:Otheruseslist テンプレート:世界の市 フェズ(فـاس, Fez, Fès)はアフリカ北西端、モロッコ王国北部の内陸都市。かつてマリーン朝などイスラム王朝が首都とした。13世紀から14世紀に発展、多数のモスク、マドラサ、大学などがある。2004年の人口は、94万6815人。フェスもしくはアラビア語ではファースと表現し、またアラビア語の長音を無視することが多いためファスとも呼ぶ。
メディナとよばれる旧市街地は、その町並みの構造から迷宮として知られる。旧来からの輸送手段であるロバがレンタル事業として制度化され、人や荷物運びの為にナンバープレートを付けたのを見かけることができる。つばなしの円筒形のフェルト帽のフェズは、この町の名前に由来する。
歴史
西暦789年、ベルベル人ムーレイ・イドリス1世により町が建設された。808年、イドリス1世の息子ムーレイ・イドリス2世によってたてられた初の王朝イドリース朝の首都がおかれた。
818年、イドリス2世はスペイン・アンダルシアからイスラム教徒難民8000家族を呼び寄せた。その後、スペインからの移民とユダヤ人、また近隣のチュニジア人の出会いにより文化が発展し、フェズはモロッコの宗教、文化の中心都市となる。
1912年にフランスとモロッコ王国との間でフェス条約が結ばれている。この条約で、モロッコの大部分がフランスの植民地となった。 テンプレート:-
世界遺産
歴史建造物・史跡・名所
- カラウィーン・モスク
- カラウィーン大学(神学校)
- ムーレイ・イドリス廟
- サファリーン・マドラサ
- アンダルース・モスク
- タンネリ(皮なめし工房)
- 貸し鍋屋のスーク
- ナジャリン・フォンドック(隊商宿)
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/core
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon ストラスブール、フランス共和国
- テンプレート:Flagicon モンペリエ、フランス共和国
- テンプレート:Flagicon フィレンツェ、イタリア共和国
- テンプレート:Flagicon ケルアン、チュニジア共和国
- テンプレート:Flagicon サンルイ (セネガル)、セネガル共和国
- テンプレート:Flagicon エルサレム、パレスチナ自治政府 [1]
- テンプレート:Flagicon クラクフ、ポーランド共和国
- テンプレート:Flagicon コインブラ、ポルトガル共和国
- テンプレート:Flagicon ボボ・ディウラッソ、ブルキナファソ
- テンプレート:Flagicon ラホール、パキスタン・イスラム共和国
- テンプレート:Flagicon 水原市、大韓民国
- テンプレート:Flagicon イズミル、トルコ共和国
脚注
外部リンク
- 公式
フェズ市ポータル(外国人向け) テンプレート:En iconテンプレート:Es iconテンプレート:Pt iconテンプレート:Fr iconテンプレート:De iconテンプレート:It iconテンプレート:El icon テンプレート:モロッコの世界遺産テンプレート:MA-stub