パラダイス学園

テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/Manga テンプレート:Infobox animanga/Footer テンプレート:Sidebar with collapsible lists 『パラダイス学園』（パラダイスがくえん）は川原正敏による日本のラブコメディ漫画作品。

概要

『月刊少年マガジン』（講談社）にて1985年1月号から1986年1月号にかけて連載された。川原の連載デビュー作。単行本は月刊少年マガジンコミックスのレーベルより全3巻が刊行されている。

ふとしたきっかけから学園一の美少女に結婚を迫られる様になった主人公達の学園生活を描いたラブコメディ作品。お色気要素も強く、強引な展開によって女の子が裸になる事が多い。作者の後年の作品からは考えられない軽いノリの作品である。後半からは、絵にも手抜きが目立ち、あっけなく終わってしまったが、この作品の熱烈なファンも多い。

あらすじ

聖（セント）パラダイス学園に通う女子中学生・宮崎ちひろは、ひょんなことから司馬新作にアソコを見られてしまい、「裸を見られた以上、自分を嫁にしてほしい」と迫る。それに戸惑う司馬、便乗してちひろの裸を見ようとする悪友や嫉妬するライバルヒロインを巻き込んだ騒動が巻き起こされる。

登場人物

司馬新作（しば しんさく）

主人公。聖パラダイス学園中等部2年。更衣室でちひろのアソコを見てしまったことから、ちひろに求愛されることになる。初めは認めなかったが、コンテストではずかしめをうけながらけなげに頑張るちひろに情が移り助けるようになる。

宮崎ちひろ（みやざき ちひろ）

ヒロイン。聖パラダイス学園中等部2年。かねてから自分の裸を見た人と結婚したいと思っていたため、自分の裸を最初に見た司馬に求愛する。校長や同級生の策略で罠にはまったり、イベントに出されて全裸を公開しそうになる度に際どいところで司馬に助けられる。

校長

聖パラダイス学園の校長で本名は不明。いわゆるバーコードハゲの頭ときつね目が特徴。「教育者として」と言う言葉よく口にするが、その行動はとても教育者と呼べるものではなく、スケベな計画を思いついては騒動を大きくする。

千葉しげる（ちば しげる）・村山あきら（むらやま あきら）

司馬の悪友であり、寮のルームメイト。スケベな思いつきを実行しては司馬やちひろをトラブルに巻き込む。常に2人1セットで登場。眼鏡をかけている方が千葉で、リーゼントの方が村山。なお、この二人はうる星やつらの主人公・諸星あたるの同級生であるメガネ（声：千葉繁）とパーマ（声：村山明）に容貌が酷似しており、名前もそれぞれの担当声優から拝借したものとなっている。

高島華子（たかしま はなこ）

聖パラダイス学園中等部3年。準ミスパラダイス学園。巨乳の美形でちひろをライバル視し罠におとしめようとしては自分が恥ずかしい目にあう。　　

小宮一枝（こみや かずえ）・井上よう（いのうえ よう）

高島の手下の女子で常に2人1セットで登場。高島のわるだくみに付き合わされる。丸眼鏡をかけている方が小宮で、おかっぱ頭をしている方が井上。名前は小宮和枝、井上瑤から借用。　

伊沢なつき（いざわ なつき）

途中より転校して来た司馬の幼馴染み。司馬に思いを寄せており、既に公認になっていたちひろとの仲を裂こうと企む。　強力なライバルキャラの設定だったが、作者が連載を終了に向けてしまい、全裸シーンも手抜きでほとんど活躍せずに終わる。　

河村まりあ（かわむら まりあ）・平野ふみ（ひらの ふみ）

ちひろの友人。ちひろに余計な入れ知恵をしたり、けしかけたりする事によりトラブルの発端を作る事が多い。黒髪にポニーテールの方が河村で、髪の色が薄く横で短く括っている方が平野。名前は川村万梨阿、平野文から借用。

白石さやか（しらいし さやか）

ミス・パラダイスパンティ選出戦、水着への着替えで不安そうな表情でシャツを脱ぐシーンで登場。　水泳の部まで２位と健闘したが、「とける水着」の制限時間に間に合わず全裸に、さらに水中カメラで平泳ぎでの開脚シーンをアップで大スクリーンで流され、アソコを公開、男子生徒は鼻血を出して喜ぶが、恥ずかしさに耐えきれずに競技をリタイア。　

渡辺みな（わたなべ みな）

聖パラダイス学園中等部1年。ミスパラダイス学園で、人気投票は予選1位だったロリータ娘。決勝の自己アピールでは下着を脱ぎ捨て、ダブダブのセーラー服の上着だけというきわどい格好で新体操を披露するが、露出不足で票が伸びずに3位に終わる。　

関連項目

• あした青空 - 次作。テンプレート:Asbox