ハワイ・ポノイ
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ハワイ・ポノイ(ハワイ語:Hawaiʻi ponoʻī)は、かつてのハワイ王国の国歌であり、現在は米国ハワイ州の州歌である[1]。1874年にデイヴィッド・カラカウア王 (David Kalākaua) が作詞、ロイヤル・ハワイアン・バンドの指揮者であったヘンリー・バーガー (Henri Berger) が作曲した[1][2]。1967年にハワイ州議会によって正式な州歌に定められたが[1]、それ以前のハワイ共和国および米領ハワイ (T.H.) の時代にもハワイの歌として親しまれてきた。
楽曲は、女王陛下万歳やプロイセン王国の国歌 (Heil Dir Im Siegerkranz) を想起させる。
歌詞
Hawaiʻi ponoʻī
Nānā i kou, mōʻī
Kalani Aliʻi
ke Aliʻi
Makua lani ē
Kamehameha ē
Nā kaua e pale
Me ka ihe
Hawaiʻi ponoʻī
Nānā i nā aliʻi
Nā pua muli kou
Nā pōkiʻi
Hawaiʻi ponoʻī
E ka lāhui e
ʻO kāu hana nui
E uʻi e
歌詞(日本語訳)
誇り高きハワイの民よ 王を崇め讃えよ この国を治める君主である王を
われらの父なるカメハメハは 自ら槍を手に戦い この国を守った
誇り高きハワイの民よ 王を信頼せよ 王の血は若き世代に受け継がれていく
誇り高きハワイの民よ 忠誠心に満ちた民よ これを心に刻み留めよ