ノルウェー労働党
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テンプレート:政党 ノルウェー労働党(ノルウェー語:Det norske Arbeiderparti[1](DNA) 英語名:Norwegian Labour Party)は、ノルウェーの最大の政党で社会民主主義政党。社会主義インターナショナル加盟政党。
歴史
1887年に創設。1921年から1923年までの一時期、コミンテルンに加盟。1928年最初の労働党内閣が発足したが、2週間しかつづかなかった。1930年代には、革命的特徴は消え失せ、改良主義路線を取った。1935年から1965年まで政権を担う(第二次世界大戦中のドイツ占領期の1940年から1945年にかけてはロンドン亡命政権)。以後、今日まで度々政権を担い、ノルウェーの福祉国家の完成に貢献した。
2011年7月22日、オスロ近郊にあるウトヤ島で党の青年部が主催した集会において警官に偽装した勢力が銃を乱射し、90人以上が死傷した(ノルウェー連続テロ事件)。
2013年9月9日に行われた総選挙では、保守党を中心とした中道右派連合に敗北し、下野した[2]。
第二次大戦後の党首
- アイナル・ゲルハルドセン(Einar Gerhardsen):1945年-1965年
- トリグヴェ・ブラッテリ(Trygve Bratteli:1965年-1975年
- レイウルフ・ステーン(Reiulf Steen):1975年-1981年
- グロ・ハーレム・ブルントラント(Gro Harlem Brundtland):1981年-1992年
- トルビョルン・ヤーグラン(Thorbjørn Jagland):1992年-2002年
- イエンス・ストルテンベルク(Jens Stoltenberg):2002年-
脚注
- ↑ ブークモールでの表記。ニーノシュクでは"Det norske Arbeidarpartiet"
- ↑ 2013年ノルウェー総選挙結果(2013年9月18日 駐日ノルウェー王国大使館)