周星馳
周 星馳(チャウ シンチー、Stephen Chow)は映画監督、俳優。愛称は星爺(シンイェ)、星仔(シンチャイ)。
監督経歴
『詩人の大冒険』でノンクレジットではあるが一部監督を行う。『0061北京より愛を込めて!?』で、初の監督としてクレジットされる。
日本では映画『少林サッカー』で一躍その名を知られるようになった。2002年に日本ブルーリボン賞を受賞。なお、これまでに世界32カ国で上映されている。この映画を鑑賞したアメリカのクエンティン・タランティーノ監督は「ぶっちぎりに凄い映画だ」と絶賛した。世界で最も注目されている香港映画人[1]。
『カンフーハッスル』で、香港と台湾の歴代興行収入の記録を塗り替え。そしてその年のゴールデングローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた。なお、これまでに世界72カ国で上映されている。2005年度にアメリカで公開された外国映画として最大のヒット作となった[2]。
フジテレビ系列のバラエティ番組『トリビアの泉』に出演したことがある[3]。
2007年2月13日に日本武道館でワールドプレミアを迎えたリメイク映画『ドラゴンボール エボリューション』[4]の制作にも参加しているが、自分の意見が全く採用されないなどの待遇への不満や、作品の出来に対する不満からプロモーション活動には参加せず、一切手を引いた形となっている。 また2009年に、自身の監督によってリメイク製作される予定だった『グリーン・ホーネット』から突然降板した[5][6]。
2014年11月、『西遊記〜はじまりのはじまり〜』の日本公開が決定。これを受け7月22日に6年振りに来日する。これまでに世界12カ国で上映されている。中国で昨年公開され、5200万人を動員し興収1位となった[7]。
劇場公開映画
- 少林サッカー(2002)監督/製作/脚本/出演
- カンフーハッスル(2005)監督/製作/脚本/出演
- ミラクル7号(2008)監督/製作/脚本/出演
- 西遊記〜はじまりのはじまり〜(2014年11月[8])監督/製作/脚本
ビデオ発売された出演映画
- カウボーイ・ダンディ(原题:霹靂先鋒、1988)
- サンダードラゴン(原題:雄雌双辨、1989)
- ワイルド・ヒーローズ/暗黒街の狼たち(原題:義胆群英、1989)
- ゴッド・ギャンブラー 賭聖外伝(原題:賭聖、1990)
- 超アブない激辛刑事 カリー&ペッパー(原題:咖喱辣椒、1990
- チャウ・シンチー マイヒーロー(原題:一本漫畫闖天涯、1990)
- チャウ・シンチーのゴーストハッスル(原題:師兄撞鬼、1990) - ※香港レジェンドシネマ・フェスティバル(2008)で上映
- ファイト・バック・トゥ・スクール(原題:逃學威龍、1991)
- レジェンド・オブ・ドラゴン(原題:龍的傳人、1991)
- トリック大作戦(原題:整人専家、1991)
- チャウ・シンチー 新精武門(原題:新精武門一九九一、1991)
- チャウ・シンチーのキング・オブ・カンフー(原題:武状元蘇乞兒、1992)
- チャウ・シンチーの熱血弁護士(原題:審死官、1992) - ※香港レジェンドシネマ・フェスティバル(2008)で上映
- ハッピー・ブラザー(原題:家有囍事、1992)
- ファイト・バック・トゥ・スクール2(原題:逃學威龍2、1992)
- チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ(原題:鹿鼎記、1992)
- チャウ・シンチーのロイヤル・トランプ2(原題:鹿鼎記II 神龍教、1992)
- 詩人の大冒険(原題:唐伯虎點秋香、1993)※監督
- ファイト・バック・トゥ・スクール3(原題:逃學威龍三之龍過雞年、1993)
- マッド・モンク 魔界ドラゴンファイター(原題:濟公、1993) - ※東京ファンタスティック映画祭(1996)でのみ上映
- 0061北京より愛をこめて!?(原題:國產凌凌漆、1994)※監督/脚本
- 広州殺人事件(原題:九品芝麻官、1994)
- チャウ・シンチーのチャイニーズ・オデッセイ<其の壱>(原題:西遊記第壹佰零壹回之月光寶盒、1995)※製作
- チャウ・シンチーのチャイニーズ・オデッセイ<其の弐>(原題:西遊記大結局之仙履奇縁 、1995)※製作
- ミラクルマスクマン/恋の大変身(原題:百變星君、1995)
- チャウ・シンチーのゴーストバスター(原題:回魂夜、1995) - ※香港レジェンドシネマ・フェスティバル(2008)で上映
- 食神(原題:食神、1996)※監督/製作/脚本
- 008皇帝ミッション(原題:大内密探零零發、1996)※監督
- ラッキー・ファミリー(原題:97家有囍事、1997)
- トリックマスター(原題:千王之王2000、1999)客演
- 喜劇王(原題:喜劇之王、1999)※監督/製作/脚本
関連人物
- 馳星周:日本の作家。周星馳の大ファンで、彼の名前をひっくり返したものを自分のペンネームとした。