チャイナート県
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チャイナート県(チャイナートけん、タイ語: จังหวัดชัยนาท )はタイ王国・中部の県(チャンワット)の一つである。ナコーンサワン県、シンブリー県, スパンブリー県、ウタイターニー県と接する。
歴史
元々、県の中心はサンカブリー郡にあったが、ラーマ4世(モンクット)によって現在のムアンチャイナート郡に移転された。
チャイナートはビルマがアユタヤに進軍してくるルートの途中にあり、ビルマに対する防衛の要所であり、軍隊の基地が置かれていた。チャイナートではすべての戦が勝利を収めたためチャイナートすなわち「勝利の地」と呼ばれるようになった。
地理
チャイナート県はチャオプラヤー川を中心に広がっている。県内のチャオプラヤー川の中流にはチャイナート・ダムがある。ダムは大チャオプラヤー計画の一環として1975年建てられた。
県章
中心には法輪が、後ろには山と川がデザインされている。 県木はベルノキ(テンプレート:Snamei)、県花はウマセンナ(テンプレート:Snamei)。 |
行政区
チャイナート県は8の郡(アムプー)に分かれ、その下位に53の町(タムボン)と、503の村(ムーバーン)がある。
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