ジョージタウン (ペナン州)
テンプレート:世界の市 ジョージ・タウン (George Town) は、マレーシアのペナン州の州都であるペナン島市の、中心部地区である。
概要
所属する地方自治体は、1976年12月14日までジョージ・タウン市であったが、市域がペナン島全体に広がり、現在テンプレート:いつはペナン島市 (略称:MPPP, マレーシア語:Majlis Perbandaran Pulau Pinang, 英語:Municipal Council of Penang Island)という。
州の行政区画としてはティムル・ラウト郡に属している。
ジョージ・タウン地区の人口は約40万人。近年テンプレート:いつは住宅・商店・ホテル・病院・官公庁などの都市基盤もしっかりしており、マレーシアでは首都クアラ・ルンプールに次ぐ第二の都市となっている。また、ペナン島はリゾート地であり、この地区が観光の拠点となっている。
歴史
200年前はジャングルであったが、マラッカ海峡の入口にあたるところから、シンガポールと共に、イギリスによるマレー支配 である海峡植民地のひとつとなった。
この地名はイギリスの当時の国王ジョージ4世に因んだもの。
住民
住民は華人(中国系)が多くを占め、古いたたずまいや文化が残る。そこにマレー系、インド系が加わって互いに共存してきた多民族都市である。
名所・旧跡・観光スポット
市内でまず目に留まるのが「コムター(Komtar)」という地上65階建、円筒形の複合ビルで、この町のランドマークとなっており、トウモロコシを思わせる形状から「コーンビル(Corn building)」の俗称もある。以前はホテル、レストラン、ショッピングセンター、バスターミナルなどが入っており便利であったが、近隣に新興のショッピングセンターが多数できたため今テンプレート:いつはさびれている。 現在テンプレート:いつの街の見所は2008年に世界遺産に登録された旧市街の街並みである。
コムターがある中心部から車で40分ほどで綺麗なビーチに着く。夜は屋台が並び、中華、マレー、インドの食文化が展開される。
イギリスの東インド会社が残していったコーンウォリス要塞(Fort Cornwallis)も残っている。
世界遺産
テンプレート:Infobox ムラカ(マラッカ)とともに、その歴史的街並みが2008年にユネスコの世界遺産に登録され、マレーシアでは初の文化遺産となった。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/core
姉妹都市
- テンプレート:Flagicon アデレード、オーストラリア
- テンプレート:Flagicon 廈門市、中国
- テンプレート:Flagicon 神奈川県、日本
- テンプレート:Flagicon メダン、インドネシア
- テンプレート:Flagicon 台北市、中華民国
- テンプレート:Flagicon バンコク、タイ王国
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