サヴォイア公国
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サヴォイア公国またはサヴォワ公国(伊:Ducato di Savoia, 仏:Duché de Savoie)は、サルデーニャ王国の前身となった公国である。現在のイタリア北西部(現ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州)とフランス東部サヴォワ地方や現アルプ=マリティーム県、ジュネーヴ(現スイス)も含んだ。首都はサヴォイア伯領の頃からシャンベリ(現フランス)であったが、1563年にトリノに遷都された。
1416年、サヴォイア家のアメデーオ8世が、神聖ローマ皇帝ジギスムントから公位を授かり成立した。1718年に締結されたロンドン条約の結果、1720年にサヴォイア公ヴィットーリオ・アメデーオ2世がシチリア島を手放す代わりにサルデーニャ島を獲得し、シチリアの王位はそのままサルデーニャの王位ということにし、サルデーニャ王国となった。