ゲームフリーク
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株式会社ゲームフリーク(テンプレート:Lang-en-short)は、ゲーム・コンピュータプログラムの研究開発、製造及び販売を主な事業内容とする日本の企業である。代表作として『ポケットモンスター』シリーズが挙げられる。
概要
田尻智が主宰したゲーム系同人誌サークル「ゲームフリーク」を母体とし、自主制作したファミリーコンピュータ用ソフト『クインティ』の発売を機に株式会社として設立された。関連会社に株式会社ポケモンがある。
かつては他社や漫画等のキャラクターゲームの委託開発も行っていたが、ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター(ポケモン)』の成功以後は自社タイトルに専念している。また、プレイステーションでリリースされた『クリックメディック』を最後に任天堂のハード以外での自社作品リリースは行っていない。
主要スタッフ
制作作品
- クインティ (日本国内における家庭用ゲーム史上初、自社でライセンスを取らない(公式開発機器を使わない)方式によるゲーム作品)
- ジェリーボーイ 企画・キャラクターデザイン 開発:システムサコム
- ヨッシーのたまご
- まじかる☆タルるートくん(メガドライブ版)
- マリオとワリオ
- ノンタンといっしょ くるくるパズル 企画 開発:タオヒューマンシステムズ(SFC版)、アクセス(GB版)
- パルスマン
- ジェリーボーイ2 (未発売) 開発:メディア・ビジョン
- バザールでござーるのゲームでござーる
- BUSHI青龍伝~二人の勇者~
- クリックメディック
- スクリューブレイカー 轟振どりるれろ
- リズムハンター ハーモナイト
- ソリティ馬 (初パブリッシング作品)
- ポケットモンスターシリーズ
豆知識
- ポケットモンスター本編では、東京都にあたるゲーム内の都市「タマムシシティ」にゲームフリーク開発室が描かれている。タマムシシティが登場しない作品においても何らかの形で社員がモチーフと思われる人物をゲーム内に登場させている。その作品のディレクターからポケモン図鑑完成の「ごほうび」をもらえるのはシリーズ定番の展開である。