キム・ベイシンガー
テンプレート:ActorActress キム・ベイシンガー(Kimila Ann “Kim” Basinger, 1953年12月8日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州出身の女優。
経歴
父親はジャズバンドに所属し[1]、母親はモデル・女優だった[2]。ドイツとスウェーデンとチェロキー族の血統である[3]。5人兄弟の3番目[2]。子供の頃はバレエを習っていた。16歳の時にミスコンに出場し、ジョージア州の代表に選ばれ[4]ニューヨークに行く。その時モデル・エージェンシーに見出され[2]、20歳の時にはトップモデルとなっていた。その後ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び、ハリウッドに移って俳優としての道を模索しはじめた。
1970年代中頃から『チャーリーズ・エンジェル』等のテレビ番組に端役で出演するようになり、1983年、『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のボンドガールに抜擢される。
1985年、『ナインハーフ』で大胆な演技が話題を呼び、スターの仲間入りを果たした。1989年には、『バットマン』のヒロイン役に抜擢される。
1997年、往年の女優ヴェロニカ・レイクを彷彿とさせる役柄で『L.A.コンフィデンシャル』でゴールデングローブ賞 助演女優賞、アカデミー助演女優賞を受賞。
私生活
1980年、メイクアップ・アーティストの男性と結婚したが、1988年には離婚した。1993年、『あなたに恋のリフレイン』で共演したアレック・ボールドウィンと結婚した(両者は、翌年の『ゲッタウェイ』でも共演、更にアニメ『ザ・シンプソンズ』でも本人役で共演している)。二人の間には娘が一人いるが、2002年に離婚している。
経済面では、1989年、家族に勧められてジョージア州に1691エーカーの土地をUS$20 millionで購入し、映画スタジオ等を作って観光地にしようとするが、失敗する[5][6]。1992年、『ボクシング・ヘレナ』への出演を止めたことで訴えられ、740万ドルの損害賠償金を支払い、破産した[7][5]。
主な出演作品
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1978 | エア・サスペリア/401便の幽霊 The Ghost of Flight 401 |
プリシー | テレビ映画 |
1979 | 地上(ここ)より永遠に From Here to Eternity |
ロレーン | テレビ・ミニシリーズ |
1981 | キルジョイ Killjoy |
ローリー・メドフォード | |
1982 | 大金塊 Mother Lode |
アンドレア | |
1983 | ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again |
ドミノ | |
グッバイ、デイビッド The Man Who Loved Women |
ルイーズ・カー | ||
1984 | ナチュラル The Natural |
メモ・パリス | |
1985 | フール・フォア・ラブ Fool for Love |
メイ | |
1986 | ナインハーフ Nine 1/2 Weeks |
エリザベス | |
ノー・マーシィ/非情の愛 No Mercy |
ミシェル・デュヴァル | ||
1987 | ブラインド・デート Blind Date |
ナディア・ゲイツ | |
消えたセクシー・ショット Nadine |
ナディーン・ハイタワー | ||
1988 | 花嫁はエイリアン My Stepmother Is an Alien |
セレステ・マーティン | |
1989 | バットマン Batman |
ヴィッキー・ベール | |
1991 | あなたに恋のリフレイン The Marrying Man |
ヴィッキー・アンダーソン | |
1992 | 愛という名の疑惑 Final Analysis |
ヘザー・エヴァンス | |
1993 | ブロンディー/女銀行強盗 The Real McCoy |
カレン・マッコイ | |
ウェインズ・ワールド2 Wayne's World 2 |
ハニー・ホーン | ||
1994 | ゲッタウェイ The Getaway |
キャロル・マッコイ | |
プレタポルテ Prêt-à-Porter |
キティ・ポッター | ||
1997 | L.A.コンフィデンシャル L.A. Confidential |
リン・ブラッケン | アカデミー助演女優賞 受賞 ゴールデングローブ賞 助演女優賞 受賞 |
2000 | 永遠のアフリカ I Dreamed of Africa |
クーキー | |
ブレス・ザ・チャイルド Bless the Child |
マギー・オコナー | ||
2002 | 8 Mile 8 Mile |
ステファニー・スミス | |
ニューヨーク 最後の日々 People I Know |
ヴィクトリア・グレイ | ||
2004 | ドア・イン・ザ・フロア The Door in the Floor |
マリアン・コール | |
トラブル IN ベガス Elvis Has Left the Building |
ハーモニー・ジョーンズ | ||
セルラー Cellular |
ジェシカ・マーティン | ||
2006 | ザ・センチネル/陰謀の星条旗 The Sentinel |
サラ・バランタイン | |
マーメイドの祈り The Mermaid Chair |
ジェシー | ||
ザ・ゲーム Even Money |
キャロル | ||
2008 | インフォーマーズ セックスと偽りの日々 The Informers |
ローラ・スローン | |
あの日、欲望の大地で The Burning Plain |
ジーナ | ||
2010 | きみがくれた未来 Charlie St. Cloud |
クレア・セント・クラウド | |
2013 | リベンジ・マッチ Grudge Match |
サリー・ローズ | |
サード・パーソン Third Person |
エレイン |
脚注
- ↑ Kim Basinger biography. Film Reference.com.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 テンプレート:Cite book
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- ↑ 5.0 5.1 For Kim Basinger, the "fire ball" is out – and Veronica Lake is in
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