カロリンスカ研究所
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テンプレート:Infobox カロリンスカ研究所(カロリンスカけんきゅうじょ、Karolinska Institutet)はスウェーデンのストックホルムにある医科大学。カロリンスカ医科大学とも呼ばれる。
概要
医学系の単科教育研究機関としては世界で最大。ノーベル賞の生理学医学部門の選考委員会がある。2011年上海世界大学ランキングでは医学系大学のトップ10にランクイン[1]したヨーロッパを代表する研究機関である。カロリンスカ大学病院とは大学の教育医療機関として提携している。スウェーデンでの最大の研究教育機関であり、全国の教育の30%、研究の40%を担っている。ヨーロッパ研究大学連盟の一員である。19世紀の大化学者であるイェンス・ベルセリウスは、前身のカロリンスカ医学外科学院(Karolinska medico-kirurgiska institutet)の医学と薬学の教授であった。
有名な卒業生としては、ヒューゴ・テオレルとトールステン・ウィーゼル。それぞれ1955年と1981年にノーベル生理学・医学賞を受賞。
関係者
- マックス・デルブリュック(ノーベル賞受賞者)
- 川島隆太(東北大学加齢医学研究所教授) - 客員研究員
- 安井正人(慶應義塾大学医学部教授)
- 山田浩(静岡県立大学薬学部教授)
- 林崎良英(独立行政法人理化学研究所)- 客員教授
脚注
外部リンク
- Karolinska Institutet - 公式サイト