カタグロトビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:生物分類表

カタグロトビ(肩黒鳶、学名:Elanus caeruleus)は、鳥綱タカ目タカ科に分類される鳥類の一種である。別名ハイイロトビ

分布

アフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、インド東南アジアニューギニアにかけて分布する。生息地では基本的に留鳥である。

日本では迷鳥として、先島諸島で2回記録されている。

形態

全長約33cm。体色は頭部から体の下面にかけてが白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色。翼の肩の部分が黒く、名前の由来ともなっている。眼の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見える。雌雄同色である。

生態

草原や農耕地、開けたなどに生息する。

食性は動物食で、昆虫類両生類、小型爬虫類を主食としているが、小型哺乳類や小鳥等を捕食することもある。

Sibley分類体系での位置

テンプレート:Sibley

参考文献

  • 真木広造他 『日本の野鳥590』 平凡社

関連項目

テンプレート:Sister テンプレート:Sister

外部リンク