オフィスCHK
テンプレート:Infobox オフィスCHK( - シーエッチケー)は日本の芸能事務所。本社所在地は京都市中京区。
目次
企業概要
1974年9月創業。主に声優のマネージメントを行っている。また声優の養成所として「CHK声優センター(シーエッチケーせいゆう-)」を、アナウンサーの養成所として「CHKアナウンススクール(シーエッチケー-)を擁しており、所属声優やタレントのほとんどは、このどちらかの出身者である。
CHK声優センターは、頻繁に少年向けの漫画雑誌にオーディションを兼ねた訓練生の募集広告を全国単位で掲載しており、常に次世代の開拓を意識した活動を行っている。
支社として東京都に東京オフィスを構えており、こちらでは声優センターの受付などを行っている。他の支部として名古屋オフィス、大阪連絡所。スタジオ所在地は京都府と東京都。
ちなみに社名のCHKはCreative(創造性)、Heart(心)、Kindness(優しさ)の頭文字をとったものであり、設立理念でもある。「心豊かな独創的で優しさにあふれた」存在である事を旨とするということである。
おもな派遣業種
所属タレント
- 声優は主にアニメーション経験のある者などを列挙する。
男性声優
女性声優
かつて所属していた声優
下位養成所である『CHK声優センター』『CHKアナウンススクール』所属生を含む。
- なおセンター所属のみ行い他事務所よりデビューした人物の場合はその経歴を(デビュー前の出来事として)自身の公式な芸能暦に付記しない者も多い。
企画作品
アニメーション
- PiPiとべないホタル - 小沢昭巳原作の児童文学をアニメ化したもの。
- 企業戦士YAMAZAKI - 富沢順原作の漫画をアニメ化したOVA。
出版
- レッツ!声優(著・武澤信幸) - 声優志願者のための入門漫画。 ISBN 4897040892
- 放送脚本集 - ラジオドラマなどの脚本集。
- くちの体操 - 話し方などの基本を網羅したCDと本の教材セット
インターネット放送
- CHK TALK LIVE - TALK LIVE ホームページ
- 所属タレント個人によるインターネット放送の紹介とアーカイバ。
- 公開番組そのものはストリーミングだが、一定期間のバックアップがダウンロードできる。
- CHK MUSIC RADIO - MUSIC RADIO ホームページ
企画協力
- CDドラマ『東京タブロイド』(ケイエスエス・角川書店・富士見事業部)
- ゲーム『どき魔女』シリーズ(SNKプレイモア)
CHK声優センター
オフィスCHKの運営する声優養成所。全国展開で声優ならびに歌手の養成を行っている。
特色
- レッスンは日祝日を利用。1か月に3回程度。学業や就業をしながらレッスンが受けられる。
- 全国展開のため各センター間での転校が可能。遠方者のために通信制[1]も設けられている。家庭や業務などの都合により従来の所属管轄外へ引っ越したとしても、自身で辞めない限りは、引き続きセンターに所属してレッスンを受け続ける事が出来る。また一定期間、レッスンを受けられない場合には、休学システムも存在。とにかくある程度は通常の日常を続けながら日本全国のどこでも養成レッスンや声の仕事を受ける事ができるように特化されたシステムとなっている。また他の(特に専門学校系の)声優養成所に見られるようなカリキュラム消化などによる強制的な卒業が存在しない。[2]
- 歌手の養成コースも存在する。ただし東京校、名古屋校、大阪校(京都本校大阪クラス)のみ。
- 前述の通り一時期は年少者が読む雑誌媒体に頻繁な広告を出していた。現在はニコニコ動画で自社製作によるCMを配信中。
所属生負担金
- オーディション受験料:1回につき3000円
- 入学金(教材購入料):オーディション合格後、初レッスン前に16万円を振込
- レッスン月謝:1か月につき1万2000円。ただし養成所によっては雑費扱い(養成所主催による演劇等レッスン成果発表会の運営費用が主用途)の別徴収料金がある。
- 実技試験料:1万円 - 2万円(実技試験への参加は任意)、ただし実技試験が廃止された養成所もあり。その場合は普段のレッスンの内容そのものが常時の試技となるか、ないしは本部主催の実技試験参加(本社ないしは各地方営業オフィスへ出向いての受験。受験に際して交通宿泊費等の支給はなくレッスン生の自腹)となる。
レッスン場(講義開講所)所在地
管轄校が重複するエリアは本人の希望により所属校を選択できる。希望がない場合はより中央(東京・京都)に近いエリアに配属される事がある。
- なお「○○校」とされているが、一部の支部校は実際に自社ビルによる各校校舎や貸事務所の利用があるわけではない。レッスンのある日のみホール・会議室・コンベンションホールなどを借りてレッスンを行い、各種事務機能は各校の統括講師が京都本校と連携を取る事でまかなっているケースが多い。
- また統括講師および現地所属の訓練生が本部とは異なる別法人(子事務所)を立ち上げ、その業務の一環として支部校を運営する、CHK本部からの半独立型フランチャイズ方式をとる支部校も存在する。(ただしフランチャイズ方式でも本部との連携や昇格のシステムは各支部の特色はあるが基本的には直営校と同じ)
- 北海道札幌市(札幌校)北海道・東北を管轄。地元プロダクションによるフランチャイズ運営。
- 東京都文京区(東京校)関東地方一円を管轄。CHK声優センター基幹事務所であり受付窓口。
- 石川県金沢市(金沢校)北陸・甲信越を管轄。一部東京校・静岡校・名古屋校と管轄エリア重複。地元プロダクションによるフランチャイズ運営。
- 静岡県静岡市(静岡校)甲信越・関東・東海を管轄。一部金沢校・東京校・名古屋校と管轄エリア重複。
- 愛知県名古屋市(名古屋校)東海・関西東部を管轄。一部京都本校と管轄エリア重複。
- 大阪府大阪市(京都本校大阪クラス)京都本校の一部。京都本校所属の下で大阪・兵庫近郊のレッスン生を管轄する。
- 京都府京都市(京都本校)関西地区一円を管轄。一部を大阪クラス管轄とする。CHK声優センター総本部であり全国のCHK声優センターを統括している。
- 岡山県岡山市(岡山校)岡山県を中心(旧吉備国地域)として四国地区・山陰地区を管轄。広島校と管轄エリア一部重複。
- 広島県広島市(広島校)広島県を中心として中国地区西部を管轄。岡山校・福岡校と管轄エリア一部重複。
- 福岡県福岡市(福岡校)九州・沖縄地域を管轄。広島校と管轄エリア一部重複。
関連(ローカル)事務所
一部地域においては上記各校が母体となって設立された芸能事務所がある。上位のオフィスCHKとこれら各事務所と両方に所属し、地元の仕事をローカル事務所で取り、東京および全国区の仕事をオフィスCHKに委託する者も存在する。
- オフィスCUE
- 2008年設立。CHK声優センター金沢校を母体として設立されたローカル芸能事務所。CREATIVE OFFICE CUEとは無関係。北陸3県が主業務エリア。関連団体として劇団も構える。
- イーヴォイス
- 2003年設立。CHK声優センター札幌校を母体として設立されたローカル芸能事務所。北海道・東北地方北域が主業務エリア。
CHKアナウンススクール
オフィスCHKの運営するアナウンサー養成所。フリーはもちろんの事、局アナを目指す者をも対象として専用カリキュラムを組み、養成を行う。講義・レッスンは火、水、木、土曜日を利用。入所には高卒以上の学力(もしくは、それに類する実力を将来的に持つことが予測される者=高等学校在籍者)を必須とする。
なお、アナウンサーを目指す以外に、ビジネス会話など「話しことば」に関する技術を上げる事(ビジネスシーンでのキャリアアップ)を目的として在籍する事も可能である。
レッスン場(講義開講所)所在地
- 京都府京都市(CHK京都アナウンススクール)
- 愛知県名古屋市(CHK名古屋アナウンススクール)
- 石川県金沢市(CHKアナウンススクール金沢)
関連項目
備考
- ↑ 所属者の減少により現在は新規募集および転科を停止している。
- ↑ ただし、経済的事情や本人の意思による「退所」は存在する。また利害関係の発生しない地域フィルムコミッション団体などへのボランティア員としての所属や上位にあたるオフィスCHKへの所属は声優センターの除籍要項にはあたらない。そのためオフィスCHKと養成所の両方に在籍している声俳優兼レッスン生も存在する。ただしCHKと直接業務内容が重複する組織への二重在籍は(二重在籍先の養成所や団体が許さないため)さすがに特別な事情が無い限りは許可されない。
外部リンク
- オフィスCHK 公式サイト
- CHK声優センター 声優・歌手の養成所
- CHKアナウンススクール アナウンサー養成所
- CHKスタジオ 業務録音スタジオ
- CHKオンラインスタジオ オンライン・ナレーション収録サービス
- CHKミュージック インディーズ音楽レーベル兼アーティスト部門活動案内
地方校関連
- オフィスCUE CHK声優センター金沢校直下にして同校およびCHKアナウンススクール金沢を運営している芸能事務所。
- CHK声優センター金沢校 金沢校ウェブサイト。オフィスCUEの母体であり同時に同事務所によって運営されている。
- イーヴォイス CHK声優センター札幌校を運営している芸能事務所
- CHK声優センター札幌校 札幌校ウェブサイト。イーヴォイス運営。