エトナ火山
テンプレート:Infobox 山 エトナ火山(エトナかざん、Etna)はイタリア南部シチリア島の東部にある活火山。旧名をモンジベッロ (Mongibello) という。ヨーロッパ最大の活火山であり、現在テンプレート:いつの標高は3,326mであるが、山頂での噴火により標高は変化する。1865年の標高はこれより21.6m高かった。アルプス以南のイタリアでは最も高い山である。山麓部の直径は140kmに及び、その面積は約1,190km2である。イタリアにある3つの活火山の内では飛び抜けて高く、2番目に高いヴェスヴィオ山の3倍近くもある。
エトナ火山は、世界で最も活動的な火山の一つであり、殆ど常に噴火している。時には大きな噴火を起こすこともあるが、特別に危険な火山とは見なされておらず、数千人が斜面とふもとに住む。肥えた火山性土壌は農業に適し、ふもとには葡萄園や果樹園が広がる。
エトナ火山の活動は、約50万年前から開始されている。活動開始時点では、海底火山であったと考えられている。約30万年前は、現在テンプレート:いつの山頂より南西の地区において火山活動が活発であったが、17万年前頃より現在テンプレート:いつの位置に移動した。この時期の活動はストロンボリ式噴火が多いが、何度か大噴火を起こし、カルデラを形成している。
神話において、テュポンが封印された場所だとされる。 ノアの大洪水を引き起こしたという説がある。
過去の大噴火
- 紀元前693年
- 紀元前475年
- 紀元前396年
- 1169年:死者16,000人
- 1381年
- 1669年3月8日(3月11日~7月15日):死者10,000人。ニコロシ村の全部とカタニア市の半分が壊滅(1693年の大地震で全滅)。18kmに及ぶ20個の火口列。
- 1852年 - 1853年
- 1928年11月
- 1986年:噴火高さ1600m
- 2002年10月27日
- 2005年1月8日
- 2007年9月4日:噴火高さ400m
- 2011年1月12日から
世界遺産
テンプレート:Infobox エトナ火山は2013年の第37回世界遺産委員会の審議を経て、UNESCOの世界遺産リストに登録された[1]。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/core
出典・脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
テンプレート:Sister テンプレート:節stub テンプレート:大規模火山災害 テンプレート:各国の世界遺産テンプレート:Italia-geo-stub テンプレート:Mountain-stub