ウルリッヒ・ベック
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ウルリッヒ・ベック(Ulrich Beck, 1944年5月15日 - )は、ドイツの社会学者。ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン(ミュンヘン大学)およびロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの社会学教授。
ミュンヘン大学卒業。ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学、オットー・フリードリヒ大学バンベルクを経て、1992年から現職。
邦訳著書
単著
- 『危険社会』(二期出版、1988年/法政大学出版局、1998年)
- 『世界リスク社会論――テロ、戦争、自然破壊』(平凡社、2003年→ちくま学芸文庫、2010年)
- 『グローバル化の社会学――グローバリズムの誤謬・グローバル化への応答』(国文社、2005年)
- 『ナショナリズムの超克――グローバル時代の世界政治経済学』(NTT出版、2008年)
- 『〈私〉だけの神――平和と暴力のはざまにある宗教』、岩波書店、2011年。
共著
- (アンソニー・ギデンズ、スコット・ラッシュ)『再帰的近代化――近現代における政治、伝統、美的原理』(而立書房、1997年)
編著
- 『リスク化する日本社会――ウルリッヒ・ベックとの対話』、鈴木宗徳・伊藤美登里と共同編集、岩波書店、2011年。テンプレート:Academic-bio-stub