イギリス領インド洋地域
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テンプレート:Infobox British territory イギリス領インド洋地域(イギリスりょうインドようちいき、テンプレート:Lang-en)は、チャゴス諸島を中心としたインド洋の約2300の島を含む地域であり、イギリスの海外領土。ディエゴガルシア島は、南端にある最大の島で、アメリカ軍の基地がある。なお、同地域の行政中心地は現在もセーシェルの首都ヴィクトリアにおかれている。
歴史
イギリス領インド洋地域は1965年11月8日にチャゴス諸島、アルダブラ諸島、ファーカー諸島、Des Roches諸島を含むイギリス領として成立した。1976年6月23日、アルダブラ諸島、ファーカー諸島、Des Roches諸島はセーシェルとして独立しチャゴス諸島のみとなった。チャゴス諸島は現在無人島で、モーリシャスから移り住んできた島民は、1967年から1973年の間にセーシェルに移住させられた。
地理
東経71度から73度、南緯5度から8度の広範囲に広がっている諸島群を領域としている。全て小島嶼であり、最高所でも標高2mほどしかないサンゴ礁の島となっている。気候面では全域が熱帯に位置している。行政府所在地のセーシェルまでは西へ約2,000km離れている。 テンプレート:Clearleft
政治
行政本部はセイシェル共和国のビクトリアにあり、インド洋総督府として行政を執行する。政治体制はイギリスの海外領土としており、弁務官が統治し、議会はない。
経済
軍事基地となっているディエゴガルシアを除き、経済活動はほとんどない。農業や工業は行われておらず、わずかに遠洋漁業が行われているのみである。