アイヴ・ガッタ・フィーリング
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アイヴ・ガッタ・フィーリング(I've Got A Feeling)は、1970年に発表されたビートルズのラストアルバム『レット・イット・ビー』に収録されている楽曲である。「ザ・ビートルズ・アンソロジー3」にも収録。
解説
レノン=マッカートニーの作品。冒頭から一貫して歌われているテーマ部分と短い中間部分はポール・マッカートニー作、後半から歌われている"Everybody had a hard year"からの歌詞とメロディはジョン・レノン作という、両者が作った別々の二曲が合わされた。そして最後では、ジョンとポールがそれぞれのフレーズを同時に(対位法)歌っている。
ルーフトップ・コンサートで演奏されたライヴ演奏中の1曲(2回演奏された)。キーボード担当はビリー・プレストン。エレクトリックギターによるAメジャーとDメジャーの印象的なアルペジオで始まる。
「レット・イット・ビー (映画)」ではポールがジョンに対し、ベンディングしながらスライドするニュアンスについて執拗に指示するシーンが収録されている。
ドキュメンタリー映画、「イマジン」にはジョン・レノンのパートの原曲と思われる"Everyone had a hard year"を歌っているシーンが見られる。
カヴァー
- パール・ジャム…アルバム『TEN』の隠しトラックとして収録。